漢方薬の素晴らしさを日本人向けに紹介した教育ビデオですね。
漢方マニアの欧米の白人男（ノーマン・リーダス…こんなところで何を）までわざわざ用意しているところがさすがです。
ヤクザはともかくLGBTの男の子を治す治さないは今なら問題かもしれないけど、結局「陰と陽」で片付けられていました。

ストーリーはつまらなかったですが、漢方薬（医食同源）や中国文化のすばらしさはよくわかりました。
とはいえ、昔は薬といえばそれしかなかったですよね…。うちも、風邪ひいたら葛根湯、お腹痛くなれば救命丸、足をくじいたときは酢と小麦粉を混ぜた物で冷やしたものです。
高校に入って、初めて友達にもらったバファリンを飲んだときにはびっくりしましたよね。こんなに効く薬がこの世にあるのかと。

ノーマンさんがノーマン役として、中国医学を学ぶ為、李先生の弟子として出演しているので鑑賞。ありがとう、こんにちは、等カワイイ日本語が聞けるので、ご覧になって下さい。

あらすじとしては、会社が借金だらけの社長さんがある時、中国医学の鍼治療によって長年悩んでいた病から治ったところから始まり、その社長さんは、漢方で治療するツアーを企画。

ツアー客は、始めは薬膳治療に戸惑いながらも、李先生の治療によって心も身体も癒されていくという、中国医学入門といったところです。

また、ノーマンさんに癒され、万里の長城の美しさに魅了され、何とも言えない感覚を味わえました。

好きな俳優さんから新たな映画に出会えるのも悪くはありません。

無数の病気と共に生きることが
自然なのです