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パンドラ
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目次

パンドラの作品紹介

パンドラのあらすじ

愛を告白する男たちを次々と死なせてしまう女性が、運命の男と出会うメロドラマ。テクニカラーとエヴァ・ガードナーの美しさが魅力。

原題
PANDORA AND THE FLYING DUTCHMAN
製作年
1950年
製作国
イギリス
上映時間
123分

『パンドラ』に投稿された感想・評価

3.6
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-032 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-514

🖋とても幽玄な世界観とテクニカラーの濃厚な映像が奏でる不思議なラブストーリー。虜にした男を死に導く『パンドラ』神話と妻殺しの罪で世界の海を放浪し続ける
『さまよえるオランダ人』伝説を交錯させて互いが恋に落ちるファンタジック・ホラー。

🖋舞台をスペインに、両方のキャラクターを活かしながら展開される幽玄な物語、スペインの風景美と音楽がよりその幽玄さを際立たせています。レーシング・カーのスピード感や闘牛のスリルも満点で、1950年代の作品には全く見えません。『戦艦バウンティ号の反乱』でアカデミー作品賞を受賞したアルバート・リューインが監督、脚本、そしてカラー撮影の名手ジャック・カーディフのカメラワークが特に素晴らしい。主演の“美”エヴァ・ガードナーの映像美を中心に据えて、海岸、夜景、砂浜、月明かりをトッピングしてるようなその映像はほんと素晴らしいです。

🖋主演はエヴァ・ガードナーとジェイムズ・メイソン。ほんと素敵な映像です!!

😌Story:(参考: ※※※)
※※※

🔸Database🔸
・邦題 :『パンドラ』
・原題 :『Pandora and the Flying Dutchman』
・製作国 : イギリス
・初公開 : 1950
・日本公開 : 1951/10/26
・上映時間 : 122分
・受賞 : ※※※
・監督 : アルバート・リューイン
・脚本 : アルバート・リューイン
・原作 : ※※※
・撮影 : ジャック・カーディフ
・音楽 : アラン・ロースソーン
・出演 : ジェームズ・メイソン、エヴァ・ガードナー、マリウス・ゴーリング、ナイジェル・パトリック、シーラ・シム

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「ドリアン・グレイの肖像」のアルバート・リューインが「パンドラ」神話と「さまよえるオランダ人」伝説から現代化して製作、脚色、監督にあたった1950年度色彩映画で、撮影は「黒水仙」のジャック・カーディフ、音楽は「アンナ・カレニナ」のヒューバート・クリフォード。「邪魔者は殺せ」のジェイムズ・メイスン「ヴィナスの接吻」のエヴァ・ガードナーを中心に、「脱走兵」のナイジェル・パトリック、「カンタベリ物語」のシェイラ・シム、「南極のスコット」のハロルド・ウォレンダー、マリオ・キャブレらが実演する。
lemmon
3.1
エヴァガードナーを紹介する映像で、ほぼ登場しているイメージのある本作。なんとなく気になっていたが、他目当てで購入したBOXに入ってた😆。

文芸作品の香り。
語りが多く、少し苦手な作りだが、
これはもうエヴァガードナーのプロモーションビデオとして彼女の凛とした美しさを堪能できる作品になっている🥰。
少しだけホラーとも呼びたくなる怖さと神秘性を持ち合わせた作品だったが、その世界観にガードナーがハマる。

相手はジェームズメイスン。
相変わらず声が良い。
(歯が汚いシーンがやけに目立ってたのは残念)

冒頭からショッキングだった。
これだけでツカミはオッケーでしょう。
[別の物語とは思えないほど合致した現代の神話] 70点

ギリシャ神話の妖婦パンドラと欧州の伝説"さまよえるオランダ人"をドッキングしちゃえという発想は好きだし、その"さまよえるオランダ人"がメイソンだと尚の事だ。嫉妬殺人に巻き込まれても死ねないから死なないという展開は本当に面白い。

本作品は総ての事件を目撃していた考古学者の回想という形で語られる現代の神話であり、カーレースや闘牛といった現代的な要素を持ったパンドラの恋人たちと対比して置かれる3世紀も生きている男として"さまよえるオランダ人"を登場させている。その関係性(運命の男を求めるパンドラと運命の女を求めるメイソン)は別の物語とは思えないほど合致していて、深く納得してしまった。

撮影はパウエル=プレスバーガー作品に関わったイギリスカラー映画界の親玉カーディフなので(IVCならではの低画質ではあるものの)明るく幻想的な世界観が非常に上手く撮れている。浜辺でのパーティのシーンは超現実的なショットも多く好ましい。でもやっぱり一番いいシーンは裸で海を泳いでいったガードナーの場面だろう。奔放さとエロさの双方を象徴するシーンで、これを見せられちゃうとメロメロになっちゃうのも分かる気がする。

ちなみに、メイソンの船が突然現代的なものに変わっているのを訊くのは野暮なんだろう。

追記
にしても浜辺と『ルバイヤート』というと"タマム・シュッド事件"を思い出しちゃうよね。

『パンドラ』に似ている作品

ヘカテ デジタルリマスター版

上映日:

2021年04月23日

製作国:

上映時間:

108分

ジャンル:

3.7

あらすじ

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