薄暗く、冷たい排水溝をじっと見つめるブレンダン（ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット）、その視線の先には２ヶ月前に別れたエミリー（エミリー・デ・レイヴィン）が無惨な姿で横たわっていた。2日前、南カリフォルニアのサンクレメンテ高校、ブレンダンは、ロッカーから謎の指令めいた文言が記された紙片を拾う。「12時30分 サンメントリ　デルリオ」と書かれたメモに従い、交差点で佇んでいると、突然公衆電話のベルが鳴った。受話器を取ると、その声の相手は以前、付き合っていたエミリーだった。彼女はブレンダンに窮地に陥った身の上を告白する。「ブリック、フリスコ、ピン、タグ」と謎めいた言葉を彼女は口走り電話を切った。そのエミリーの言葉の真意が掴めないブレンダンはエミリーの周辺を探ろうとする。演劇部の花形女優カーラ（ミーガン・グッド）やエミリーのランチ友達、ローラ（ノラ・ザヘットナー）にブレンダンは話を聞きに行くが、エミリーについての質問をのらりくらりかわすだけ。ただローラは「コーヒー＆パイ、オー・マイ！」の店名をブレンダンに告げた。翌日、店に向かったブレンダンが出逢ったのは、ドード（ノア・セガン）だった。ブレンダンは秘かにドードを尾行し、やがて彼に寄り添うエミリーの姿を目撃する。その日の深夜、ブレンダンは排水坑からあふれる“何か”にエミリーが呑み込まれる幻覚を見る。

　2ヶ月前に別れた最愛の人の突然死の謎、無惨に転がる死体の様子は真っ先に『ツイン・ピークス』第一シーズンを思い出すが、今作には刑事はおろか親戚・親族すら出て来ない。事件はあくまで親友ブレイン（マット・オリアリー）の協力を得ながら、ブレンダンの目から見たエミリーの死の背後に隠れた闇を掘り下げる。だからこそその闇は鬱蒼とした深まりを見せ、フィルムノワール高校生白書の如き輝きを見せる。清純でクラスの華だと思われていた彼女の精神や私生活は荒廃していることがすぐに明らかになり、事件の裏にあるシンジケートの存在が明るみになる。スーツ姿ではなく、専らカジュアルな普段着といかにも弱そうなメガネで捜査に当たるブレンダンはなかなか頼りないし、事件のぬかるみに足を取られながらも、その実しっかりと事件の真相を掴み、黒幕との立場は逆転する。ハロウィン・パーティのフライヤー、矢印の書かれたタバコ、赤いチャイナドレスと無数の星が書かれた手帳。幾つもの意味深な道具立てを準備しながら、不思議な運命に導かれたピン（ルーカス・ハース）やタグ（ノア・フレイス）、そしてブレンダンら男たちの運命。『刑事ジョン・ブック 目撃者』のサミュエル君がよもやあのような奇人になっているとは思いもしなかったが　笑、ビッグ・ディールに挑むピンの前に降りかかる衝撃の展開、ファム・ファタールな女の囁きが淫靡に乱れる。

取り引き

負け組の高校生ブレンダン
いくつかの暗号を言い残し殺された、元カノのエミリーの死の真相を追い始めるが……

ライアン・ジョンソン監督が描く異色の青春ミステリー

真実やいかに⁉︎

落ち着いた感じの作品

女性問題

ミステリー
だんだんと解けていく

ジョセフ・ゴードン＝レヴィットがバンバン殴られます

『ナイブズ・アウト』ライアン・ジョンソン監督作品

大好きなジョセフ・ゴードン=レヴィット主演だ～とポチったけれど、結果は微妙……

酒だ！ヤクだ！セックスだ！
な学生映画ではないのは新鮮でしたし、ノワールな雰囲気も悪くはないのですが、展開が全然面白くないのが残念です。

我等がノア・セガンが出てたのが救い！
まあいつもの感じでしたけど( ´∀｀)



ボサボサ頭の丸眼鏡高校生ブレンダン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。
束縛強過ぎ！とエミリーにフラれた。

ある日、そんな元カノから奇妙な電話が掛かってくる。
気になったブレンダンは、友人と共に彼女の言葉を分析。

ブリック
フリスコ
ピン
タグ

これらを調査中に、なんとエミリーは他殺体で発見されてしまう。

ブレンダンはさらに調査を進めるのだが……



邦題に"暗号"とあるから、単語に色々裏があるのかと思いきや、まんまでした。。。

捻りも何も無いのが逆に捻りだ！
的な作品てことなのか…(´Д｀)？

つまらん。。。

あとはひたすらジョセフがボコられてました(笑)
特に必要性は感じません！

本編はこれ以上特筆すべき事柄はありませんが、特典がなかなか良い☆

ノア・セガンのオーディション風景とか、なんか嬉しくなりますね♪
この頃から監督と仕事してたんだなぁ～

あとは監督の高校時代(?)に撮ったという超絶低予算短編が、頼んでもいないのに入ってましたw

その名も『ニンジャッコ ザ・オリガミ・マスター』！

タイトルから想像出来るまんまの、忍者が折紙で戦う作品です(笑)
冒頭アナベル人形を口説いたり、全然笑えない台詞を入れる等、青さ爆発のアクション・コメディ！

でも本編より面白いかも( ´∀｀)

そんなライアン・ジョンソンな作品でした。
何故かホラーに分類されてますが、サスペンス・ドラマじゃないのかなぁw？