江戸の日本橋、左官屋の源太と矢場の看板娘・小蝶は互いにホの字の仲なのに、会えばたちまち口げんか。オカメ、ヒョットコなんて言いあっては、源太の弟分・半次と恋人お市をハラハラさせている。そんな…
>>続きを読む日本を代表する巨匠・小津安二郎が母と娘のふれあいを描いた感動の名作――― 麻布の寺で、三輪の七回忌の法要が行われた。三輪の学生時代の友人・間宮、田口、平山の三人が久しぶりに集まる。彼らは三…
>>続きを読む代々造り酒屋の小早川家も大資本の波に押され、当主の久夫も頭が痛い。それに加え、亡き長男の嫁・秋子の再婚話や末娘・紀子の結婚話と悩みは尽きない。その一方、義父・万兵衛は久夫に当主の座を譲って…
>>続きを読む北海道、最果ての港釧路。霧の深いその街を、兵頭怜子(久我美子)は右手で関節炎を患って以来硬直してしまった左肘を抱え、ゆっくりと歩いている。父(斎藤達雄)は、そういう娘を不憫に思って何回とな…
>>続きを読む結婚前夜、幼馴染みの誠一を誘って銀座に繰り出した京子。結婚前の自由な時間を楽しく過ごしたいと望む彼女は、映画やアイススケートを楽しみ、誠一との食事を堪能する。帰宅時間を気にする誠一に対し、…
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