地方都市のそこそこの薬屋に嫁いだ女性の話。
次々と嫌なことが起こるんだけど、満足感ある。
しかし、最後に踏み出すか、踏み出さないか、を決めようとする時に、実家で母親の顔を見て、次に三船の妹に会っ…
小林桂樹と高峰秀子のクライマックスで、部屋を出て外へと出た高峰秀子の背中にポンとカットが変わるのが印象的。もちろんその後小林桂樹が探して奥から来るのをを抑えるカメラ位置だけど、何か決定的な感じがする…
>>続きを読む黒澤や小津の映画は開幕から30分もするとだいたいの人物の性格や行動原理が掴めてくるのだが、成瀬のそれは最後まで掴みきれないで終幕を迎える。しかしそこに、形式に嵌め込みきれない人間の奔放で身勝手な複雑…
>>続きを読む序盤で喜代子が叔母の家に行き、土産物を渡し両親の法事の話をしたり…というなんてことない家族・親族間のやりとりが、人生で最も価値のあることに感じた。最近、転職活動を始めた自分にとってはそのような感覚が…
>>続きを読む成瀬映画に三船。
三船かっこええわあ。かっこよすぎて浮いている。
でもそれで良い。
高峰秀子が、映画の中から飛び出してきたような美男子三船敏郎と平々凡々な中肉中背小林桂樹のどちらを選ぶのか、という構…
初成瀬。後半おもしろ、不倫の話とは思わなんだ。高峰秀子綺麗すぎ。ルミコちゃんずっと可愛いし三船敏郎イケメンすぎてそれだけで見る価値あった。てか三船美佳の父なのかー。親戚の金貸す問題なー。
旦那と薬…
ただただかっこいい三船が見られる。まさに銀幕に輝きをもたらし、じめっとしたこの話にも爽やかな風が吹く。それだけでお釣りが来る。
『乱れる』の若大将とは違うスマートさが色気と共に。
姑、義兄、そして…
カット割が非常に巧みで、畳み掛ける。これによって、東京から戻ってきた千秋実の家族が、とても居心地が悪く感じられる。そして、後半からは小林桂樹と高峰秀子の方が家から離れがちになり、むしろ千秋実たちの家…
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