オロを配信している動画配信サービス

『オロ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

オロ
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

オロの作品紹介

オロのあらすじ

「しっかり勉強するんだよ」と母親に背中を押され、6歳にしてチベットから亡命し、チベット亡命政府が運営するチベット子供村で暮らす少年・オロ。「なぜ母は僕を旅立たせたのだろうか」と考え、自力でその答え=生きる道を探し求めるオロの姿を捉える。

オロの監督

岩佐寿弥

原題
製作年
2012年
製作国
日本
上映時間
108分

『オロ』に投稿された感想・評価

菩薩
-
オロにどうして監督は高齢なのに映画を撮るんですか?と尋ねられた監督がだって私はチベットが大好きだからと返答する。本当にただそれだけかもしれないが何よりも強いであろう動機、自分は外部の人間だからと臆するでもなく寄り添い手を繋ぎ額を合わせ共に祈る。オロの語りもだが中盤涙を流しながらも自身の身の上におきた過酷な惨状を振り返る少年の語りがより強い。世代を超えて続く迫害がいつ止むとも知れぬが、学びを抵抗の武器に変えて生き続ける人々の姿を温かく見つめる。
階段を登り降りする行為、逆にそれだけに演技(指示)を限定した監督の意図は、オロという少年の絶対的なモチーフとしての存在を、このドキュメンタリーによって惹き立たせる唯一の動作だと思ったものなのだろうか。
読み、語るオロ、「カット」がかかった後の、まさにお遊戯会のあとのような表情をカメラはそのままとらえる。
少年や母親の涙に内包された圧倒的な説得力と、歌、それを歌う姿も、単なる記録映像を超えたものを感じる。
布の靡く向こう側で髪をとかす少女に感じた奇跡
遺作なのが悲しい。
3.8
家族から離れてインドのチベット子供村に住む少年をメインに、中国政府の迫害をうけながらも、家族や信仰を大切にして生きるチベット族の人々を映した2012年のドキュメンタリーです。

たったひとりでインドに来たオロ君は、日本でいえばまだ小学生。止まらないおしゃべりと、子供らしい無邪気な笑顔が印象的な男の子でした。

だからこそ、国を出る時に警察に捕まり、刑務所に1か月も入れられた事を泣きながら語る姿に心が痛みます。

こうしたドキュメンタリーやルポルタージュに触れるたび、何でこうなってしまうのかといつも思います。

年をとればとるほど、無駄に記憶が蓄積され、理不尽かつ無慈悲に虐げられた人たちが、日本にも世界にも、たくさんいたこと、今でもいることに気づいて、途方に暮れる頻度が増えました。この世の不幸は果てしがない。

だから高齢になっても、チベット族の人たちのために、このような作品を撮る監督は純粋にすごいなと思います。

とはいえ、この作品自体はチベットの人たちの笑顔や、歌や、交流も映していて、暗い一方の内容ではありません。

むしろ、彼らが守ろうとする文化や彼ら自身を愛しげに見つめる視線で撮られていました。お婆ちゃんの手をオロ君が一生懸命に温める場面では涙が出ました。

人と人が出会って笑いあうこと、思いやりを持って触れること、そこには天国があります。この世の幸福も、本当は果てしがないものなのかもしれません。

オロ君一家が再び共に暮らせますように。

『オロ』に似ている作品

ビヨンド・ユートピア 脱北

上映日:

2024年01月12日

製作国:

上映時間:

115分

ジャンル:

配給:

  • トランスフォーマー
4.1

あらすじ

韓国で脱北者を支援するキム・ソンウン牧師の携帯電話には、日々何件もの連絡が入る。これまでに1000人以上の脱北者を手助けしてきた彼が直面する緊急のミッションは、北朝鮮から中国へ渡り、山間部…

>>続きを読む

シンプル・ギフト ~はじまりの歌声~

上映日:

2018年11月03日

製作国:

上映時間:

90分

ジャンル:

配給:

  • ポルトレ
3.6

あらすじ

エイズで親を失くしてしまったアフリカの子供たちと、震災による津波に親を奪われた東北の子供たち。音楽で心をひとつにした彼らが目指したのは NY ブロードウェイでのコンサートだった―。

ばちらぬん

上映日:

2022年05月07日

製作国:

上映時間:

61分
3.6

あらすじ

監督の故郷である与那国島の日常や祭事を取材したドキュメンタリーと花、果実、骨、儀式などをモチーフに幻想的に描かれる世界が交差しながら物語は進む。現実とフィクションはやがて溶け合い、ジャンル…

>>続きを読む

ユンボギの日記

製作国:

上映時間:

24分

ジャンル:

3.3

あらすじ

TVドキュメンタリー『青春の碑』の撮影で韓国に渡った大島渚が撮影した韓国の浮浪児たちのスチール写真に、感化院の少年の手記がナレーションとして繰り返しかぶさる。「イ・ユンボギ、君は韓国少年……

>>続きを読む

監督

脚本