なんか｢太陽の爪あと｣ ってシャレた たいとる
storyはまったくシャレてはなかったけど

よくある田舎の人は恐いほらーと＋α
ん？田舎の人は恐い、の方が＋αかな🤔
そのαも目あたらしさもなけりゃツッコミどころもいっぱい

とりあえずずっとダラダラだし、lastにあっと驚くようなこともなく、ごめんなさい、正直つまらない〜😅
なんか 良いとこ探さなきゃ🤭
けど田舎のロケーションもそこまでではなかったし、そうだ、夫ががおっとり、なのになぜかケンカが強かったことと、ひろいんが美女だったことくらいかな🤔
だいたいあのシチュエーションって夫は弱い設定になりがち

刺激もmoodもどっちつかずのちょい残念なサクヒン

エイブラハム・リンカーンが言った…いや絶対に言わないが自分は言う、〝キャロル・リンレー〟の〝キャロル・リンレー〟による〝キャロル・リンレー〟のための映画だと。

乾いた風にサラサラと揺れるブロンドの髪はシルクのように優しく、遠見するフォッグブルーの瞳は水晶のように透明感のある美しさ。

品の有る大人の艶やかさをクールに魅了する一方、汚れを知らない処女のような少女の振る舞いは妖精のようでも有る。

相反する二面性の魅力を持ち合わせる〝キャロル・リンレー〟の姿に翻弄されるのは、映像だけでも伝わる素敵な香りが鼻腔を撫でるように擽ぐられ媚薬を盛られたかのように虜になる。


劇中の冒頭で都会から田舎町へやって来た夫婦を見る目が涎を垂らす野良犬のような若者達の姿は、サム・ペキンパーの『わらの犬』を一瞬彷彿させるバイオレンス的要素をも感じさせなくもないが基本はB級ホラー。


映画の中身云々よりこれは絶頂期（あくまで個人的）の〝キャロル・リンレー〟を観るだけで満足..★,

『〜爪あと』というタイトルだけに終始寅ウマウォオンな内容、怖いと言うより「片田舎の欲望や誘惑、狂気をどうやって大げさにするか？」みたいな構成とラスト。

映像からプィ〜ンと香ばしさがただよっており、予期せぬ展開や田舎寅ウマが好きな人にはオススメです。