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路傍の石
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『路傍の石』に投稿された感想・評価

4.6
なんとも感慨深く、胸に迫る美事な文藝映画。
友情って素敵だなぁ。母子の愛情って素敵だなぁ。そしてなんと母親が美しいことか!母親役の滝花久子(田坂監督の奥さん)の控えめな演技とその憂いを含んだ表情には静の美がある。母子のシーンは、時に切なくて切なくて胸が苦しくなった。

稲葉屋の井染は、吾一の母に情があるから常に優しく見守っているのか、それともこの母子に対する人情からくる深切なのか。

学校の先生が「吾一」という名前について語るシーンは名場面だった。
「吾一か、実に良い名前だ。吾一、お前は自分の名前の意味を考えたことがあるか。吾一というのは”我は一人なり”世界に何億の人間がいるかもしれないが、愛川吾一というものは、世界中にたった一人しかいないのだ。(省略)たった一人しかいない自分をたった一度しかない一生を真実(ほんとう)に活かさなかったら、人間生まれてきた甲斐がないじゃないか。これからのお前の人生は、お前のこの二つの手で切り拓いていかねばならない」

誰もが純粋で清らかな美しい涙で心が洗われるであろう、そんな作品だ。
山本有三の原作を田坂具隆監督が映画化した作品です。普段は居所も知れぬ父と若い頃は美人と呼ばれた母を持つ主人公の少年、吾一。吾一は中学に上がり勉強をしたい希望を持っていましたが突然帰ってきた父親に反対されてしまいます。家が貧乏なために反物屋にでっち奉公に行かされます。それでも勉学の志を忘れずにいる吾一に涙。千と千尋の神隠しみたいにゴスケなんて別名で呼ばれる吾一。ただ勉強がしたかっただけなのに少々生意気に見えるだけで意地悪をされてしまいます。映像も悪いし音も聞き取れないしで視聴は困難を極めますが観て良かった。
3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:日活〗
1938年製作で、山本有三の同名小説を実写映画化らしい⁉️

2023年1,735本目

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