1957年 橋本忍脚本、堀川弘通監督作品 99分。江戸時代の大阪、油を商う河内屋の惣領息子与兵衛(中村扇雀)は、芸妓の小菊(藤乃高子)に入れ揚げ、高利貸からも借金してしまう。父(中村鴈治郎)、母(三…
>>続きを読む堀川弘通監督の時代劇では、前作「琴の爪」と優劣つけ難い近松門左衛門世話物を橋本忍脚本で映画化された傑作で、油屋商家河内家の放蕩息子与兵衛中村扇雀が、芸者天王寺屋小菊藤乃高子に貢いだ挙句、借金💸の証文…
>>続きを読む堀川弘通監督の観る
近松門左衛門作人形浄瑠璃
油屋河内屋の放蕩息子与兵衛
が偽判で借りた金を返せず同
業者妻お吉に無心するが
脚本 橋本忍
再見
与兵衛坂田藤十郎、番頭上がりの義父
中村鴈治郎…
ストーリーは知っていたが、ちゃんと映画で見るのは初めて。
樋口可奈子の方を見始めたけど、
与平衛が堤真一だったので
途端に見る気が失せて、
他を探したら
本作が見つかって視聴。
いやあ〜良か…
ずっと見たかった橋本忍版だー!!
お吉(新珠三千代)は与兵衛に対して微塵も恋愛感情が無いように見え、最後までずっと良い人だったので油殺しが変な力技で成し遂げられていていた。妹のおちか(香川京子)が狐…
中村扇雀のどうしようもないドラ息子なのに憎めない雰囲気は良かったと思うが、ストーリーとしてはクズの息子を両親は甘やかし、遂には自分のことを親身に考えてくれている女性も衝動的に刺し殺す。最後はお縄にな…
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