路傍の石の作品情報・感想・評価

『路傍の石』に投稿された感想・評価

田坂具隆監督のおそらく日本初本格的文芸映画の傑作だろう。下宿浪人画家江川宇礼雄が忍従する子供片山明彦をダルマに例えて自分の足で立てに奮起、片山が、開化丼を切っ掛けに下宿屋主人沢村貞子、松平富美子にラ…

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NACKD

NACKDの感想・評価

4.7
のっけの疾走シーンから目を奪われっぱなし。今もまったく古ぼけてない洗練されたカメラワーク、セリフ、俳優の演技。なんだこれは。すげえ
状態は良くなく聞き取りづらい
戦前の義務教育もクソもない時代
三四郎

三四郎の感想・評価

4.6

なんとも感慨深く、胸に迫る美事な文藝映画。
友情って素敵だなぁ。母子の愛情って素敵だなぁ。そしてなんと母親が美しいことか!母親役の滝花久子(田坂監督の奥さん)の控えめな演技とその憂いを含んだ表情には…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:日活〗
1938年製作で、山本有三の同名小説を実写映画化らしい⁉️

2023年1,735本目
ajpaw

ajpawの感想・評価

5.0

大好きな片山明彦様が虐げられている姿は、映画の中といえども辛すぎて終わったあとまで尾を引くけど、それだけ名演技ということもいえるんだと思い込む🎥
それにしても、こんなに映りの悪いなかでも、彼の美少年…

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「生誕120年記念 田坂具隆プログラム」
『更生』
『真実一路』
『ぼくらのゆめ』
田坂は、初期の作品から田坂らしい生真面目さに覆われていた。
『更生』における報恩に命を懸ける、人間としての生き方。…

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状態があまり良くないプリントだったので、所々台詞が聞き取れず残念。主人公の少年吾一を演じた子役の意志の強そうな目が印象的。非情な世界で大人や元同級生から苛められるけれど、最後には自分の足で立つ強さを…

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山本有三の原作を田坂具隆監督が映画化した作品です。普段は居所も知れぬ父と若い頃は美人と呼ばれた母を持つ主人公の少年、吾一。吾一は中学に上がり勉強をしたい希望を持っていましたが突然帰ってきた父親に反対…

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冒頭の少年の疾走からこれは傑作なのではと予感させ、実際にバッチリ決まった画面の連続に感嘆するばかり。子供映画の名作ですね。毛色は違えど、「動くな、死ね、甦れ!」を思い出してしまった。

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