帰らなければいけない時に限ってトラブルに見舞われるというリアルでもありがちな展開を題材にしたのは良かった。しかし、一番面白かったのは序盤の主人公とケヴィン・ベーコンのタクシー争奪戦のシーンで、太っちょのおっさんとの絡みはあんまりだった。

スティーブ・マーティンとジョン・キャンディ主演のコメディ。

ジョン・ヒューズ監督作品。

〔ジョン・ヒューズは、このしばらく後に『ホームアローン』を撮ることになる〕

この時期、スティーブ・マーチンが好きで、VHSを借りて観てました。

今作は、劇場で観ることができてラッキー。

期待通り、スティーブ・マーチンの魅力がはじける作品でしたね。

スティーブ・マーチンは、小心でナイーブ、上品でありながら、おかしみが醸し出される稀有なコメディアンです。

ジョン・キャンディとの相性抜群。

その2人のロードムービーだから、おもしろくならないはずがない。

主人公が困難を乗り越え、成長していくかが丁寧に描かれています。

笑わせるだけでなく、ホロリとさせるラストも良かったですね〜

原題:Planes, Trains and Automobiles

だから、P.T.Aということか。

アメリカ人にとって、感謝祭がいかに大切かという文化の側面も知れました。


感謝祭前日、広告会社に勤めるニール（スティーブ・マーチン）はニューヨークにいた。

飛行機の時間が気になり、会議中もソワソワ落ちつかない。

ようやく仕事から解放され、ニールは家族のいるシカゴへ向かう。

しかし、彼の帰路は思わぬトラブルの連続。

フライトの遅延、交通機関の混乱などに見舞われてしまう。

さらに、明るいけどムカつく無神経男デル・グリフィス（ジョン・キャンディ）と、やむにやまれず行動をともにすることになる…

昔見て楽しかった記憶があるよー。
ジョン・キャンディが好きだった。