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荒馬と女
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『荒馬と女』に投稿された感想・評価

今日、11月16日はクラーク・ゲーブルの命日だ。かつてキングと呼ばれ、歴史的大作「風と共に去りぬ」で名実共にハリウッドの頂点に君臨したゲーブルであるが、個人的にはこの作品が彼の最高傑作ではないかと思っている。

ゲーブルは「風と共に去りぬ」の後、戦争や事務所との契約問題などで長らく不遇の時代を過ごし、この映画の時には既に過去の人となっていた。本作はそんなゲーブル自身のキャリアと役柄が見事なまでにフィットした作品となっている。

残念なことにこの作品は、1930年代を代表するビッグスター、クラーク・ゲーブルとブロンド・ヴィーナスことマリリン・モンローの遺作となった作品だ。

当時のモンローの夫、劇作家アーサー・ミラー原作の現代西部劇だが、繊細で情緒不安定なヒロインはモンローの為に書き加えられた役であり、彼女自身のイメージと重なる。

原題の「THE MISFITS」とは、世の中にフィットしない〝居場所のない者達〟という彼らのことを指す言葉だ😢

監督は「黄金」「白鯨」「許されざる者」の巨匠ジョン・ヒューストン。当時60歳手前のゲーブルに気づかい危険なアクションにはスタントを用意していたが、ゲーブルはそれを断った。だがこの過労がもとで撮影終了の4日後に心臓発作で急死するのだ。

クラーク・ゲーブルと言えば「或る夜の出来事」や「風と共に去りぬ」。マリリン・モンローと言えば「紳士は金髪がお好き」や「お熱いのがお好き」「七年目の浮気」の方が有名だろうが、こと映画の内容と2人の演技に関しては、この作品が1番のような気がする。

ラストの2人の会話は、その後の2人の運命を考えると涙が溢れる。
4.1
1961年作品 
マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブル
二人の遺作

原作、脚本はアーサー・ミラー
撮影当時はマリリンの夫だが、二人の仲はすでに冷えていたらしい。
あと1人のレジェンド、モンゴメリー・クリフトも5年後の66年に亡くなっている。
原題は「The Misfits」適合せざる者達。

ずいぶん昔に観ていたが、当時は全くこの映画の良さがわからなかった。
マリリン、ゲーブルはこんな傑作を残していたのか!

最後のカーボーイ。
時代に適合できないカーボーイの仕事は、少なくなった野生の馬を捕まえて業者に売ること。
売られた馬は、昔は交通手段として、乗馬に使われたが、今では犬の餌になっていた。時代の流れなのだ。
カーボーイのゲイ(ゲーブル)と知り合ったロズリン(マリリン)はカーボーイの自由な暮らしに満足していたが、野生の馬を捕まえて殺すという残忍な仕事に強く反発、「優しさなんか無い、嘘つきだ」と彼等に馬を放すよう訴える。

この映画の最大の見せ場、野生の馬を捕まえるシーンはまさにど迫力。それだけにその残忍さもしっかり感じさせる。素晴らしいシーンだ。
ゲーブルはこのシーン、老体に鞭うち、スタントなしで望んだらしい。それがたたって、クランクアップ後に倒れ、亡くなったということだ。

ゲーブル、マリリンそれにモンゴメリー、まさに奇跡のキャスト。
その中で、我々にマリリン、ゲーブルのカップルを見せてくれたこの映画に感謝する。
二人掛け合いが、とにかくいい。二人の仲は映画だけではなく、私生活でもマリリンがゲーブルを父のよう慕っていたらしい。嬉しくなるようなエピソード。

こんなエピソードを読んで、改めてこの映画を観ると、この映画の二人のどのシーンもひかり輝いてみえる。
「傑作」だ。

 二人が銀幕から消える最後のシーン
 車の中で二人は肩を組んでいる。
 
 ロズリン「暗闇で道がわかるの?」
 ゲイ  「あの大きな星を追うのさ
      あの下に道がある
     (そこを行けば)
      家路につけるさ」
 二人の視線の向こう、
 夜空に星が煌いている⭐️

2023.03.21視聴124
監督:ジョン・ヒューストン、脚本:アーサー・ミラー、出演者:マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブル、モンゴメリー・クリフトとベストメンバーなのに、とにかくダラダラしていて退屈。つらい鑑賞であった。
ラスト30分はちょっとだけ盛り上がる。クラーク・ゲーブルとモンゴメリー・クリフトが走る馬たちを投げ縄で捕えるシーンはうまくやるもんだと感心(もちろん投げ縄は吹替えなのだが)。馬を哀れんだマリリン・モンローが体を張って二人を止める健気さも良い。それでも本作は僕にはあまり合わなかったけど、マリリン・モンローの優しさと美しさ、クラーク・ゲーブルの渋さ、モンゴメリー・クリフトのイケメンぶりは描けていたから、これはこれでいいんじゃないかな。

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