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『コンペティション』に投稿された感想・評価

3.5
「コンペティション」

冒頭、ライバル同士のポールとハイジ。国際的な音楽コンクールで優勝を争う、恋、30歳になるピアニスト、成功と名声、最後のチャンス、有名なピアノ教師の愛弟子。今、恋人同士が優勝を争うドラマと恋愛物語が始まる…本作は 1980年にジョエル・オリアンスキーが監督した米国青春映画で、今までVHSしかなかったが、この度シネマライブラリーからDVD化され購入して初鑑賞したが面白い。主演を務めたリチャード・ドレイファスが第1回ゴールデンラズベリー賞において最低主演男優賞にノミネートされたらしいが、受賞はしなかったみたいだ。

この映画もどうやら地上波で流れたことがあったらしく、そのために作られた吹き替え版があるようだが残念ながらDVDには無い。因みに主題歌「People Alone」が歌曲賞にノミネートもされていたようだ。




さて、物語はピアノに人生のすべてをかけてきた青年ポール。彼はもうすぐ30歳になる。出場資格に年齢制限のあるピアノ・コンペティションにおいて今年が最後のチャンスである。これを逃せば最早ピアニストの夢は捨てなければならない状況だ。そんな彼はライバルである顔なじみの娘ハイディに惹かれてゆく。たが、トップに立てるのは常に1人だけ…そんな愛と夢の間に立たされ揺れるポールの人生は…。

本作は冒頭に静かに雪降る外を室内から捉えるカメラと、カバンをピアノに見立てて指先で弾くシーンで始まる。ピアノでは無いがピアノの演奏曲が流れ、主人公ポールがフレームインされる。彼はベッドの上に腰掛けている。そうすると電話が鳴り彼は立ち上がりタキシードを着て出かける(その間もピアノの演奏が流れる)。カットが変わり、コンクールの描写へ。

そこには彼の姿があり、ピアノを弾いている。演奏が終わると拍手喝采が鳴り響く。第23回ピアノコンクールで審査が始まる。彼は第3位になった。ところ変わって彼が父親と話をする場面へと変わる。彼は父親にメダルは?と聞かれメダルを渡し、父親はメダルを棚に飾る。父親は息子にピアノコンクールで優勝してほしいようだが、彼はもう限界を感じているようで、音楽の教師になると言う。だが父は諦めるのは早いと粘り強く彼を説得しようとする。

続いて、裕福な家庭に育った娘の姿を捉える。彼女の名前はハイディで、ポールと恋に落ちる相手だ。彼女のピアノの先生は本気で彼女をピアニストにしようとしている勢いでスパルタ教育をする。娘は飛行機に乗り会場へ行く。続いて全く違う家族のピアノ練習が一瞬映る。タクシーから降りてきた ハイディ。そこで男性にナンパされる。そしてポールと会場で出会う。 2人は昔話をして音楽の話などをする。

続いて、アフリカ系の人が全裸でピアノを弾く場面へと変わる。彼も先程の関係ない家族と同じくこのコンサートに出場するメンバーの1人のようだ。(一瞬映った家族の母親と娘はロシア語を話すため、ロシア人と思われる)。そしてポールの見せ場のシーンへと変わる。彼は激しくピアノを弾く。そして審査も終わり審査員たちが話をする。出場者たちは皆待機をする。そして発表の時間へ。

どうやら6人が決勝進出へ行けるようだ。その6人のメンバーには主人公2人の姿もある。そして会場から拍手喝采、演奏の順番をくじ引きでする。そしてそれぞれの練習風景が映される。そして決勝戦に出場したロシア娘にとある問題が起きる…。このことにより主催者側の判断で延期になる。それはポールにとっては地獄のような判断ある。彼にはもう時間がないのだから。彼はもう年齢制限に近づいているのだ。

続いて、ポールが家族と話す場面へと変わる。そして冷たくあしらってしまったハイディの所へ行き、彼は謝る。2人は車に乗り出かける。そして車内の中でポールは彼女に半ば告白的な発言をする。そして2人は恋に落ち、物語は佳境へと向かうのだった…と簡単に説明するとこんな感じで、主演の2人の圧倒的なパフォーマンスがやばい映画だ。



この作品リストやショパン、ベートーベン、プロコフィエフ等のピアノ協奏曲の演奏シーンが楽しめて非常に良かった。それに心の片隅に生き続けるような作風で、鑑賞した後は誰かにお勧めしたくなるような映画だ。実際シネマライブラリーと言うのは投票率が高い作品をDVD化するがその結果だろう。

これさ、役者がガチでピアノ弾いてるように思うのだが、実際はそうなのだろうか。手元だけしか映していないとかじゃなくて、全体を映している為そういう風に見えるが、音楽を後からただ合わせるだけなのだろうか…それにしてもピアノ演奏シークエンスは凄い見ていて圧倒される。

この映画は主な主役は2人だが、6人の決勝進出した残りの4人の物語もなかなか面白くて楽しい。例えばインパクトを残すために鑑別所へ行ったことをプロフィールに書いて、それが新聞沙汰になって、そのピアニストの母親が激怒する家族のシーンなどは笑える。因みにハイディをナンパした男。


やっぱりこういった緊張感があり、張り詰めるコンクールものはプレッシャーをフィルターを通して観客に与える演出が多くあるから個人的には好きだな。何せポールが演奏するシーンだけで5分以上もあるから圧倒的なパフォーマンスだ。これまたブラームスを弾くロシア娘も圧倒的だ。

でもクライマックスなんだかモヤモヤで終わってしまうんだよなぁ。すごく喜ばしいことなんだろうけど、なかなかみんな悔しいだろうなと言う展開があるよね。あのスパルタ教育で愛想のない女教師が外に出てジャンプして大喜びするスローモーション映像は最高だ。この映画って友達に置き換えたら大親友と一緒に正々堂々とコンクールに行って、自分が落ちてしまった場合、相手を喜んで讃えたりするけど、そーゆー場面以外の感情も出てしまうのと一緒だろうな。それがたとえ愛しの人であっても…。


んーむ、中々辛いですな…重いですな…。

でも一応ハッピーエンドでいいんだよなぁ、そう思っていいんだよな。そーゆーラストだったよな、間違ってないよなぁ。エンディング曲が寂しく胸に突き刺さる大団円だった。
tak
3.5
新人ピアニストの登竜門となるコンペティションを通じて、音楽に賭ける若者と恋の行方を描いた佳作。映画に興味を持ち始めた中坊の頃に映画館で予告編を見て印象に残っていた。ランディ・クロフォードが歌う主題歌People Aloneを当時ラジオで何度も聴いて、さらに興味を持った。ソフト化はされているようだが、現在配信にもレンタルにも見かけない。数年前にNHK BSで放送された録画で今回初鑑賞。

父親の期待に応えるべく、主人公ポールは幾度もコンペティションに挑戦してきたが、年齢制限で今回が最後のチャンス。雑念を払って集中すると決めた。これまでも一緒になったライバルの一人ハイディは、ポールに親しげに話しかけてくるが、優勝を目指すことしか頭にない彼はそれも拒もうとする。2人は予選を突破しファイナリスト6人に残ったが、ソ連から参加したタチアナの関係者が亡命し、決勝は延期となる。一方、自分を支えるために働いてきた父親の病状について聞かされたポールは混乱し、不安な気持ちをハイディに打ち明ける。

演奏者の立場で音楽に携る厳しさ。人々に認められ晴れの舞台で演奏するためには1位を勝ち取らなければならない。その場に向かうプレッシャー、自制心、野心。周囲の期待の大きさとそれを上回る不安を抱える自分。

主人公ポールは、コンペティション出場を諦めて音楽教師の職に就くことも考えていたが、最後のチャンスに賭けている。それだけに自分しか見えなくなっていたのだが、家族の思いや、自分を慕ってくれるハイディの優しさに触れて、最後には頑なな心を溶かしていく姿が心に残る。

すぐに不機嫌になり周囲に当たり散らすポールの不安定な心を、リチャード・ドレイファスが巧みに演じている。この演技でゴールデンラズベリー賞の最低主演男優賞にノミネートされたとのことだが、怒って謝ってを繰り返すポールに観る側が苛立ったのが原因。演技は褒められていいのでは。ハイディを演じたエイミー・アーヴィングは、「キャリー」以来気になる存在なのだが、あまり出演作を観ていないのが残念。彼女の教師役がリー・レミック。「オーメン」の印象が強いので思い出してしまった💧

ともあれ2人がベートーヴェン、プロコイエフを演奏するステージ場面が圧巻。演奏は吹替だろうが、ある程度は運指を合わせて撮影する必要があるだけに、並の努力で作り上げたシーンではないだろう。劇伴音楽、主題歌の担当はラロ・シフリン。

ファイナリスト唯一の黒人が裸で練習するシーンがある。今だと白人目線で見下した演出に受け取られるかも。コンペを有名になる足掛かりとするイタリア系男性が、「デ・ニーロ、パチーノ、トラボルタ。これからはイタリア系の時代だ!俺はピアノも弾ける!」と言うのに時代を感じるw
つよ
4.0
ピアノコンクール、英語ではコンペティションなのか。
コンクールに挑戦する色んな人種の挑戦者たち。
恋愛もあるけど女の子の母親が反対したり。
指揮者に要求してオーケストラに拘りを見せるシーンが良かった。

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