25年目の弦楽四重奏の作品情報・感想・評価

「25年目の弦楽四重奏」に投稿された感想・評価

70点 mommy
196 2回目
100点
197

音楽映画は好きだけど、これは演奏シーンで感動する感じじゃなかった。
サヤ

サヤの感想・評価

3.0
予想外に俗っぽい内容で驚き。
音楽家も所詮は愛と欲にまみれてるってことやな…
おじさんたちのエゴが見てて痛々しかった。
病に向き合って、必死にカルテットを存続させようとするピーターが泣ける…歳上の定め?

2017年45本目
santasan

santasanの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

25年続いた弦楽四重奏。恩師でもあるチェリストの発病で絶妙なバランスが崩れていく。いや、もともと危ういバランスのもとで成り立っていたのが、ここで表面化したのか。それぞれの人間関係も四重奏と同じ絶妙なバランスだった。渋いドラマ。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.7
プロ中のプロ集団であっても精神的支柱を失うと、呆気なくバランスを崩す様を改めて見せら…特に愛へ拠り所を捜し、絆を裏切るエピソードは印象的でしたね。
しかし、音楽を愛する者達ゆえに最後は音楽へのリスペクトが効いてくる…予想外に俗っぽく展開させたのには驚いたが、一皮向けて終わり良ければの余韻に納得で、引退したチェリストが最後に見せる笑顔が実にいい!
実は本作を鑑賞した翌日にフィリップ・シーモア・ホフマンのまさかの悲報を聞いて、思わず引退するのはあなたじゃないよと呟いたっけ。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
25年も一緒に演ってると不満も溜まってるしひとりの事がきっかけに色々出てしまったね。
娘は何なのよ。
おじさんも手を出したらいけないよなぁ。C.ウォーケンの去り方が泣けるね。
互いに刺激し合いながら素晴らしい演奏を続けてきたアンサンブルが、一人の病気をきっかけに崩れていく。新たな関係の模索が淡々と描かれ、ベートーベン弦楽四重奏曲第14番が緊張感を高める。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.5
2015/3/2鑑賞(鑑賞メーターより転載)
長年ともに演奏してきた4人組の1人が年齢を理由に引退を申し出、その一滴を端緒に他の3人に波紋が押し寄せる。タイトルと序盤の雰囲気からは老いと音楽への探求心を突き詰める重めの話かと思ってたが、それ以降は長年の鬱積を晴らすかのようにメンバー同士が見事なまでに不協和音を奏でるという、観ていて正直いい気分はしない展開。それも音楽性とかではなく、不倫してギクシャクする夫婦やその娘とくっついてしまった男とか...もう好きにしてください。老いを正面から受け止めるクリストファー・ウォーケンの好演が数少ない救い。

このレビューはネタバレを含みます

調律が狂い始めた弦楽四重奏団フーガ✧

クリスト・ファーウォーケン扮するピーターの台詞が
とても印象に残る。

心を合わせる事の難しさ。

それぞれの芸術への追求
それぞれの自己主張
それぞれのプライド
それぞれの感性趣向

オーケストラでもバンドでも
メンバーの心を一体にするのは本当に難しい。
些細なことで崩れ始める。
こんなに脆いものなのかと思うくらいに・・・

けれど一体となった時の
あの感覚はなにものにも代え難い✧

長い間同じメンバーで音を奏でるなんてことは
容易く出来る訳ではなく
ぶつかって、傷付けあって、話し合って
もう一回足並み揃える為に努力して
それを数えきれない程
繰り返してきたからこそ。

演奏が始まったら最後。
後戻りは出来ないし
止まることもできない。

カルテットそしてフーガには
人生の大切なエッセンスが詰まっている♡

疲れた体はメンテナンスを。
狂った人間関係は定期的にチューニングを♡

見えないものを感じること。
同じ旋律の繰り返しでも
同じ音色は奏でられない。
香り豊かに味わい深くかわってゆく♬

控えめながら素敵な作品✧
mujin

mujinの感想・評価

3.1
拗れに拗れてる。ニナの捌き方が一人だけリアル。笑
Rena

Renaの感想・評価

4.6
なんだか無性に、クリストファー・ウォーケンとフィリップ・シーモア・ホフマンに会いたくなり、鑑賞。

円熟味とその存在感...
言葉はいらない。4人の誰か一人の姿が映っているだけで絵になる。映画全体の雰囲気がたまらなく好きでした。

第一バイオリン : マーク・イヴァニール
第二バイオリン : フィリップ・シーモア・ホフマン
チェロ : クリストファー・ウォーケン
ヴィオラ : キャサリン・キーナー

結成25周年を迎える、世界的に有名な弦楽四重奏団『フーガ』
チェリストが病気を理由に引退を申し出た事によって、今まで抑圧していた各々の本心が露呈し、保たれていた均衡が崩れ始める。旋律のハーモニー同様ピッチがずれるかのごとく、様々な亀裂が生じていきます。

クリストファー・ウォーケンとキャサリン・キーナーの関係。キャサリン・キーナーとその娘イモージェン・プーツのやりとり...
その理由がわかった時、涙が止まらなかった。

4人の中でも一段と年上のウォーケン。彼の温かさ、優しさ、そして的確な一言。亡くなった妻を今なお愛し続けている一途なウォーケンが、本当に素敵でした。
マーク・イヴァニールの寡黙でぶっきら棒なところもいいスパイス!! 孤独で冷淡な完璧主義者を演じる姿、よかったです。

フィリップ・シーモア・ホフマンとキャサリン・キーナー。この2人は同じ楽団の仲間でもあり同時に夫婦でもあります。
この2人の会話が凄かった。
私も言ってしまいそうだし、言われてしまいそうだし、言われたことあるかも...。
2人の真情の吐露が、グサッと貫通するほど、何度も胸や心に突き刺さりました。

「 短所よりも長所 」
演奏も性格も、捉え方は一緒。
どちらもその人 ( 演奏 ) の優れている部分を見るようにすると、素晴らしさが自然と見えてくる。
わかっているんだけど、苦手な人だとつい欠点ばかり目に付いてしまいますよね。

まるでサスペンスを観ているかのような、重厚な人間ドラマ。エピソードのいくつかは、実存する楽団を参考にしているそう。

奥深く、一筋縄ではいかない。
互いを助け、時には傷つけ合い、そして赦す。
自分の考えに固執するのではなく、新しくチャレンジする事によって創造しうるものがある大切さ。

ラストも、とても響きました。

大好きな、フィリップ・シーモア・ホフマン。
哀しみを帯びた瞳
怒り・愛情を込めた瞳
赦しを請う瞳
そして後悔...

こちらが動揺してしまうほどの様々な "表情・まなざし" が忘れられないです。
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