
会社の金の横領がばれた西原は、警察に突き出される寸前を情婦の孝子に救われる。以来、2人で暮らし始めるが生活は苦しいばかり。その一方で、多摩農協には何度も脅迫状が届いていた。それは西原が送っ…
>>続きを読む天文11年。群雄割拠の東海地方・岡崎で、後の徳川家康こと竹千代は生を受けた。駿河の今川家と尾張の織田家に挟まれ、弱小国の岡崎は苦境にあった。そんななか、竹千代の母・於大は織田方の城主と政略…
>>続きを読む昭和初期、林ふみ子は行商をしながら、母親と駄菓子屋の二階で暮らしている。八歳の時から育てられた父親に金を無心されるふみ子に、隣室に住む印刷工・安岡は同情するが、初恋の人を忘れられないふみ子…
>>続きを読む若き日に親兄弟を捨て、歌の師である与謝野寛と結ばれた晶子は、39歳で11人の子持ち。夫はうつ病を患っていた。そんな中、雑誌「明星」に発表した詩が賛否を呼び、世間に知られるところとなった晶子…
>>続きを読む62歳の尾形信吾は、歳のせいか夜半によく目を覚ます。鎌倉の谷の奥から聞こえる深い山の音に、自分の死期のようなものを感じて寂しくなった。彼は少年時代の憧れの女性だった妻の姉を思い返す。そして…
>>続きを読む昭和12年に火蓋が切られた日中戦争は、泥沼の様相になっていた。五代家の行為に疑問を抱く次男・俊介、彼の親友で五代家の次女・順子と結婚した反戦運動家・耕平も徴兵され戦地へ送られる。そこで彼ら…
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