海は見ていたを配信している動画配信サービス

『海は見ていた』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

海は見ていた
動画配信は2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『海は見ていた』に投稿された感想・評価

日活90周年記念作品にして、黒澤明の脚本。

江戸時代、深川の遊廓の一軒のお店のお話。

そこには、四人の遊女がいて。ある夜に若い侍が転がり込んで来る。

相手をしたのは「お新」。
実は、侍はケンカから逃れて来ていて、お新の機転の行動で難を逃れる。
それに感激した侍は、毎日お店に現れるようになり・・。

で、話しは変り、お新に違う客が着く。「良介」という客で、身の上話を聞くお新は、情が湧いて・・。
そんな時に、お新の先輩の「菊乃」に、ヒルのようについてるヒモが、菊乃を別の店に売り飛ばそうと来る。

やがて、深川に台風が来て河は増水、海は高潮で危険な状態に!

そこで、お新の二人と、菊乃の二人が鉢合せに・・。

遊廓を題材にしてますが、純粋なラブストーリーとして出来ています。
この頃の主役の遠野凪子は、まだヤサグレてなく(笑)イイ感じの遊女を演じてます。先輩の菊乃役の清水美砂も、落ち着いた感じの遊女で、凛々しさもあります。
最初の侍役は、吉岡秀隆で。やはり、上手いですね。良介役の永瀬正敏も、存在感のあるイイ役者だと思います。

特撮好きな私としては、「花のあすか組」の映画版での主役、つみきみほが遊女役でインパクトありました。
黒澤明が残した脚本の映画化。

岡場所で働く遊女達を描いた作品だが、全体的にゆったりとした展開ながら、ひとつひとつの話がとても面白かった印象。

特に遠野凪子演じるお新の恋物語は房之助、良介いずれも感情移入しやすい流れで好き。

最後の雨と決闘もとても迫力がある。

こういった見せ場を最後までしっかりと引っ張るところは個人的に好きな流れ。

ただ言っては行けないのだが、やはり黒澤が監督を務めたバージョンが観たかった。
良きも悪しきも海がすべてを飲み込んでくれる、らしい。熊井啓監督✕黒澤明脚本✕山本周五郎原作の豪華な布陣でこれか。まったく重要なシーンでも何でもないがまだ若い北村有起哉の芸達者ぶりだけが突出していたような気がした。

『海は見ていた』に似ている作品

冷飯とおさんとちゃん

製作国:

上映時間:

177分

ジャンル:

配給:

  • 東映
3.9

あらすじ

美しい娘に一目惚れした旗本の四男坊・大四郎が、趣味で集めた古文書でお上に召し抱えられ、めでたく娘と結ばれる(「冷飯」)。肉体的奇癖を持つ女房から逃げるように旅に出た大工の参太が、旅先で女房…

>>続きを読む

多十郎殉愛記

上映日:

2019年04月12日

製作国:

上映時間:

93分

ジャンル:

3.1

あらすじ

幕末の京都。そこは尊皇攘夷を叫ぶ⻑州や薩摩脱藩志⼠が、新撰組や⾒廻り組と⾎で⾎を洗う抗争を繰り返していた。そんな中、⻑州を脱藩した清川多⼗郎は、かつての尊皇攘夷の夢もどこへやら、⽇々の糧を…

>>続きを読む