キートンの探偵学入門/忍術キートンの作品情報・感想・評価

「キートンの探偵学入門/忍術キートン」に投稿された感想・評価

ごじ子

ごじ子の感想・評価

4.0
名作。傑作。今までもこれから先もこの人を超えられる人は出ないだろうと確信してしまう。ビリヤードやアクションの神がかり的な能力は息を飲んで見入ってしまうが一番笑ったのは「とりあえずバナナを渡しとけば大人しくなる」というあんまりな舐められ方。
Rena

Renaの感想・評価

4.6
映写技師と探偵をなぜか平行して目指しているキートン。

淡い恋心・誤解・尾行・逃亡劇

そしてそこに、ちょっとした推理?も盛り込み、この二足のわらじが徐々に融合していく ドタバタコメディです。
キートンはもちろんですが、他の登場人物の表情やジェスチャーもスゴくいい!! サイレントなので、会話を想像しながら観るのも楽しいですよね。

私自身 雪には慣れているはずなのに、大人になってから一度だけ 踏み固められた雪上でコントのようにすっ転んで友達夫婦の爆笑をかっさらった事があるのですが、やはりキートンには敵わないですね。今回はバナナの皮で、見事な "転び" を披露していました。

毎回思うのですが、なんなんでしょう この絶妙なタイミングとおもしろさは!!

笑えるシーン
不思議なシーン
ドキドキ・はらはら
びっくりして声が出てしまうシーン

1920年代に、こんなに素晴らしいアイデアの作品を完成させていたなんて 本当にスゴい!!

いろいろと爆笑ポイントがありましたが、思わず吹き出しそうになってしまうシーンもちらほら。ダイブしながらの早替えは、ぜひ私も チャレンジしてみたい(笑) あと、車 → 急ブレーキ のまさかの展開も笑えます。
他にも ビリヤードにバイク…
好きなシーンがたくさんあり過ぎて書ききれない。

そして… ラストのちょっと奥手なキートン(笑)
もう 表情がたまらなく最高!!
こういうウィット、大好きです。
ayato

ayatoの感想・評価

4.0
全く色褪せることのない50分。綱渡りかのような緊張感をもたせるスピーディなアクションと編集に、ユーモアなスラップスティックとパワーアクションによって、緩和のリズムが刻まれる、素晴らしいアクション映画のグルーヴ感。最後のほうはもう、あれです、007じゃないですか?。なによりも、この映画が魅せる脳内での夢のロードショー、その断片的なシーンの飛躍にまずアイデアが溢れかえっているけれど、これまたその続きのロマンチックな風景に拍手を送ってしまう。
1234

1234の感想・評価

5.0
アクションだけじゃなく話、その構成もしっかりおもしろい!
ビリヤードが上手!
カートゥーンネットワークが大好きだったことを思い出しました!
すっごく面白い映画にしかできないことしてる
かわいい、無限に見ていられる
はじめてのバスターキートン。
チャップリンはエモーショナルでキートンは冷酷。勝手にそういうイメージがありチャップリンはほぼ全作品見てきたのにキートンは見てこなかった。(そもそもTUTAYAに置いてる所が少ない) 見た感想は、確かにチャップリンと真逆の性質を持った作風ではあるけど、冷酷というよりかはとにかく真面目。浮浪者や泥棒 詐欺師とロクデナシの怠け者を演じるチャップリンは「こんなにクズな僕だけど笑っていれば幸せなんだよ」的なメッセージが込められているのに対して、真面目に生きているのに空回りをしてしまう人を演じるキートンは「どんなにマヌケで不運でも真面目に生きていれば報われるんだよ」的なメッセージが込められていると思う。
チャップリンの笑顔も素敵だけどキートンの真面目な顔も素敵だと思った。

演出面はとにかくロマンチックで、特に音楽が映像とマッチしてる。スタントは噂通り常識を超えていたw
普通のドラマパートはそこそこの面白さだけど、下手したら死ぬようなアクションで魅せるキートンの様には相変わらず舌を巻くし、何より多重露光とか合成を駆使してこの時代に映画の中に入るなんてアイディアを実現してみせたキートンは天才すぎる。
1924年のサイレント映画。

音もない、色もない、盤によっては画質もよくない。作られた年を考えれば、当たり前だが古い映画である。

ですが、

この映画に描かれている内容は、まったく古びていない。

探偵に憧れる映写技師の青年が、夢か現か、上映中の映画の世界に入り込み、悪漢たち相手に大活劇を繰り広げるコメディ。

本当にバスター・キートンのアクションは凄い。オートバイの前方部分に乗っかったまんま、町を、村を、山を疾走する姿は爽快!!

そして、本作の白眉は特撮の凄さ。

現実世界の人間がスクリーンの中に入り込む……、ウディ・アレンが「カイロの紫のバラ」でやったようなこと(こちらは劇中のキャラが外に飛び出すのだが)を、さらにその何十年も前に作った映画人がいたのである。

それ以外にも、これ、どうやって撮ったんだろうと思うようなシーンが連続して登場する。
元々の邦題が「忍術キートン」だったのも納得。

その一方、この映画はどっか詩的でもある。

ラストシーンで、好きな女性を前にして(無表情のまんま)モジモジしているキートンの愛くるしさが良い。

そして、サゲ(落ち)がこれまた最高。あれだけでも+0.1点。
SH

SHの感想・評価

4.0
キートンが映画館で眠っていると、幽体離脱?して分身が映画の中に入っていく、という古くない、というか斬新なアイディア。

キートンがてくてく歩き、高速で走り出す、それだけで楽しいですがこの作品では運転手のいない自転車にまたがって自転車がスーっとはしっていくシーンが特に印象に残ります。画面奥から汽車がはしってくるとことか。

モノクロの映像も好きです。
もうどうやって撮ったの?なんてアホみたいな言葉しか出てこないしそれで良い気がする
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