
母の葬式が済んだ喪服姿のゆり子は、粉雪の中を去っていく恋人信太郎を見送りながら、永遠に別れる決意を固めるのだった。しかし、ゆり子の心の中には...。純愛コンビ吉永・浜田が誠実な人生、若い世代の愛情を厳しく追求し、愛しながらも別れていくという石坂文学の抒情豊かな哀愁感動篇
朝霞たちこめる山あいの湖水に、一隻のボートが浮かんでいた。中には十七、八才の少年と少女が寄り添って、美しく眠っているかのように横たわっていた。その姿は死という暗い名を与えるには、あまりにも…
>>続きを読む一人の女子大学生の多感な乙女心が、大人の世界、大学のボーイフレンドとの接触によって、愛と哀しみと喜びにゆれ動く、みずみずしい青春像を描いた作品。
雪深い街に住む貧乏職人の息子・海彦と、お嬢様・雪子は、通学電車をきっかけに恋に落ちた。しかし、雪子は白血病で余命宣告を受けていた。重ねて障害が降りかかる中、ふたりはお互いのためを思って迷い…
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