母の葬式が済んだ喪服姿のゆり子は、粉雪の中を去っていく恋人信太郎を見送りながら、永遠に別れる決意を固めるのだった。しかし、ゆり子の心の中には...。純愛コンビ吉永・浜田が誠実な人生、若い世代の愛情を厳しく追求し、愛しながらも別れていくという石坂文学の抒情豊かな哀愁感動篇
東京の大学に通う岩垣が帰省したのを機に集まった旧友たち。だが岩垣は出資者の女中に手を出し追い出されてきた身で、ある者はそんな彼を責め、またある者はかばおうとする。今や異なる境遇で暮らす彼ら…
>>続きを読む入院した道代の見舞いに訪れた令子とまゆみ。道代は年の離れた夫を持つ裕福な令子と、未亡人ながらも建築ブローカーを務めるまゆみをうらやましがるが、2人はそれぞれ生活に不満を抱えていた。そんなあ…
>>続きを読む朝霞たちこめる山あいの湖水に、一隻のボートが浮かんでいた。中には十七、八才の少年と少女が寄り添って、美しく眠っているかのように横たわっていた。その姿は死という暗い名を与えるには、あまりにも…
>>続きを読む