想像通りの展開・結末ではあるが、ヒロインが被爆2世という設定で、単なる青春恋愛映画とはちょっと違った印象。
海辺やブランコで歌い出すシーンは謎な感じもあるが、昭和の恋愛もなんだか素敵だなと思った。…
虚無な青春彷徨を描く斎藤耕一監督の作品はどうも苦手だが、この作品は良い。西郷輝彦が素晴らしい。演技が実に良い。次男坊の、自由奔放だが一本筋が通っていて真心があり実はとっても良いヤツ…という役を溌剌と…
>>続きを読む斎藤耕一もこの頃には歌謡映画を作り慣れたのか、楽曲もお得意の映像美も入れつつ、スタンダードな難病モノに。
西郷輝彦が原爆症の尾崎奈々に恋をする。
日活の某有名映画を彷彿とさせるが、結末も似ている。…
女優陣の顔面レベルがエグい。エグ過ぎる。
話としては最初の30分観たら、その後の展開が大方予想できる分かりやすい悲恋モノ。
でも、そんなイージーさはこの際どうでも良い。
なぜなら、尾崎奈々とかが…
海辺を楽しそうに歩いている礼次(西郷輝彦)と美枝(尾崎奈々)のバックに打ち寄せる波の映像がとても美しいです。
昭和歌謡を中心にジャズやブルースやフランス映画を思わせるような曲など賑やかで明るい音作り…
「社長令嬢と婚約した兄の恋人に同情していたら、いつしか自分が恋をしてしまっていた。しかし、彼女は難病を患っていて…」という糞ほどにも面白くもなんともない話だけど、語りが丁寧で好感が持てる。
礼二が社…
切なくも愛しい青春悲恋映画、挿入歌が総じて物語にマッチしてて良いー!主演の西郷輝彦(超かっこいい)の歌はもちろん、美川憲一や由美かおるの歌唱シーンがしっかり映画に馴染みつつ花を添えていた。
鐘が鳴る…