斎藤耕一監督の「思い出の指輪」から「落葉とくちづけ」の松竹GS映画に全てヒロインの尾崎奈々が、松原智恵子に伊東ゆかりとザ・ワイルドワンズの日活「愛するあした」を挟んで、今度は西郷輝彦主演の歌謡映画に…
>>続きを読む短いカットのつなぎからして同時期の監督にはない独特のきらめきというか、スタイルが確立されている。望遠で捉えた横浜や広島の風景がヨーロッパのように見えてくるから不思議。服部克久の音楽も完全にそっち系で…
>>続きを読むパヤパヤ始まり能天気なやつかと思ったらかなりヘビーだった。'60年代後半の被爆二世の青春で、上手いこと筋書きが出来ている。兄弟丼に向かいそうな雰囲気を保ちつつ、徐々に被爆問題の確信を突いてくる感じが…
>>続きを読む難病モノ交えた青春ストーリー、歌謡パートもばっちりだし斎藤監督らしいビシ決めの画づくりもさすが。西郷輝彦と尾崎奈々の細身のカップルが良い!洋服が似合う。路面電車を追いかける広島の撮影、お墓参りのシー…
>>続きを読む想像通りの展開・結末ではあるが、ヒロインが被爆2世という設定で、単なる青春恋愛映画とはちょっと違った印象。
海辺やブランコで歌い出すシーンは謎な感じもあるが、昭和の恋愛もなんだか素敵だなと思った。…
虚無な青春彷徨を描く斎藤耕一監督の作品はどうも苦手だが、この作品は良い。西郷輝彦が素晴らしい。演技が実に良い。次男坊の、自由奔放だが一本筋が通っていて真心があり実はとっても良いヤツ…という役を溌剌と…
>>続きを読む斎藤耕一もこの頃には歌謡映画を作り慣れたのか、楽曲もお得意の映像美も入れつつ、スタンダードな難病モノに。
西郷輝彦が原爆症の尾崎奈々に恋をする。
日活の某有名映画を彷彿とさせるが、結末も似ている。…
女優陣の顔面レベルがエグい。エグ過ぎる。
話としては最初の30分観たら、その後の展開が大方予想できる分かりやすい悲恋モノ。
でも、そんなイージーさはこの際どうでも良い。
なぜなら、尾崎奈々とかが…