このレビューはネタバレを含みます
母親の死が感染を思わせる程に唐突で即物なのが不気味。婚約者の実家は犬神家かよ程にゴシックだし。母と娘の二つの物語が整合せず解離気味なのはヒッチのサイコを思わせる程に異常心理かつミステリーで或種破綻映…
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高峰三枝子見たさに鑑賞。
23分16秒のあの小さな石橋を吉永小百合が歩くシーン。あの景色は、1941年の大庭秀雄監督の松竹映画『花は偽らず』と同じだ!高峰三枝子が走り去ってゆくあのラストシーンと同じ…
冒頭の葬式でのモノローグからラストにまた同じ場面が戻ってくる。優しくて物わかりが良さそうな宇野重吉の家庭での本当の姿や、病気で精神も脆くなった高峰秀子が吐き出す長年積み上げてきた気持ち、複雑な人間の…
>>続きを読む親同士が元恋人で子世代が別れる、よくあるストーリー。どうして別れなきゃならないのかわからないわ。これから手紙で振られるのに何も知らずに遠く小さくなっていく浜田光夫さんの背中が切なすぎる……
どちら…