ノスタルジーに浸る逸品。
千住のおばけ煙突とかミゼットとかブリキのおもちゃ。
この時代には生きてはいないけどノスタルジーを満面に感じてしまう。
どうってことない物語、身分(と言っていいかどうか)が…
玩具の工場に勤める主人公の吉永小百合が、映画館のチケット売り場で財布をなくしたという狂言でナンパしてきた大学生の川地民夫と知り合い惹かれあって行く、ところが吉永小百合は金持ちの御曹司の川地民夫につい…
>>続きを読むおもちゃ工場で働くみどりは映画館で大学生で資産家の息子と出会う。みどりは自らを大学生と偽り、思いを通わせるのであった…。
吉永小百合映画。
話はふつーだけれども吉永小百合を魅力的に描けているので映…
吉永小百合に感心したことがなかったのに、初めて吉永小百合が魅力的に思えたというか、ミゼット(3輪貨物自動車)を運転する彼女の表情に新しい発見があった。あきらかに美少女然とした顔立ちなのに、ミゼットを…
>>続きを読む2025_65
乙女の嘘と葛藤
日活の吉永小百合映画。
ブルジョワ遊び人大学生と生真面目工場勤務女子が出会って恋に落ちるまでのお話し。
男性の嫌な部分を嫌な感じのまま結構あからさまに描いてい…
みどりさんによる「この家大っ嫌い」「飲み屋なんて辞めちゃおう」「なんで酌の相手は若い女じゃなきゃいけないの」の言もそうだし、相手にされないことから揶揄ったり凄んでくる職場の男達に毅然と振る舞ったり、…
>>続きを読むキューポラ期前夜なので吉永小百合がまだ労働者の政治ヒロインでなく。怪獣のようなオバケ煙突で黒煙を吐きサイレンはその咆哮だし変に軟体宇宙人かサイコパスっぽくみえる。まぼろし探偵期だから特撮少女ヒロイン…
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