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『イチかバチか』に投稿された感想・評価

3104
3.6
日活を出てからの東宝時代の川島作品はほとんど観たことがなかった。今回のシネ・ヌーヴォでの川島特集でそれらのいくつかを観ることができ、その面白さを享受できたのは誠に収穫だったといえよう。

さてその東宝時代最後の作品である。というか川島雄三最後の作品になってしまった。
白黒(カラーの川島作品をあまり観られなかったのは残念だ。そういう意味でもあと数年は生きてバリバリと傑作、珍作を撮って欲しかった)の画面も後押しして“重厚”な雰囲気で序盤は滑り出す。思えば軽いものから思いもの、スラップスティックから文芸寄りのものまで様々なタッチの作品があるもので・・これが川島雄三だ、という固定したイメージがないのもまた魅力といえようか。
映画はバンジュンと高島忠夫の出会いから始まり、このタッグにハナ肇が絡んでくるあたりまでの前半は特に面白い。どう進むのか転ぶのか見えない展開の合間に巧く挟み込まれる笑いの潤滑油。バンジュンとハナ(と忘れちゃいけない千石規子が絶妙の隠し味)の丁々発止の間で高島の飄々さ。で、ここからどうなるのか?と期待したが残念ながら後半は失速というか尻すぼみというか肩透かしもいいところ。水野久美や谷啓などが画面を彩り、山茶花究のアジ演説という珍しい場面もあるのだが、うーん終盤に煽っておいてそれで終わり?と、突き放されたような残念な気持ちになってしまった。まるでこのレビューのように見事に息切れなのである。

(ストーリーは竜頭蛇尾でも、カメラアングル頭から尻尾まで終始バッチリと決まっていた。その点はまったく素晴らしい)

しかし人間は都合のいいもので、取って付けたようなラストシーン/ラストカットも、これで遺作だと思えば何やら示唆的に見えてくるではないか。サヨナラだけが人生だ。
伴淳って松竹だったんだ。菊島隆三脚本で川島雄三遺作。東京オリンピック前の鉄鋼不況で結婚ブームと時代を感じさせる。コメディぽいんだが、内容はシリアス。そしてラストが川島雄三の実感なのか妙な終わりだ。高島忠夫が安定したしゃべりで話の軸になっている。山茶花究が常連で良い味してる。俳優の持ち味を見る作品かもしれない。
アノ
2.8
冒頭の俯瞰とかオッと思わせるのだけれど、完全に破綻した脚本を魅せきるだけのパワーはなかった。
ハナ肇に引っ張られすぎて伴淳三郎や高島忠夫の影がめっきり薄くなったのは失敗だろう。
市民大会とかなんの意味があったのやら。

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ジャンル:

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