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『ストレンジ・デイズ/1999年12月31日』に投稿された感想・評価

脚本がジェームズ・キャメロンで監督がキャスリン・ビグローというある意味最強コンビで作った作品だけど王道のエンタテインメントから逸脱して、B級SFごった煮風のカルト作品になっている。1999年という当時にとっては近未来のLAが舞台で流行っているのが、”スクイッド”と呼ばれる禁断の映像ドラッグ。他人の体験を感情、肉体的に五感全てで体験できる。って今のVRみたいな。主演のレイフ・ファインズは映像ドラッグを売り歩き、事件に巻き込まれる頼りなげな感じ。彼を助けるムキムキ黒人女性がアンジェラ・バセット。キャメロンが創作する映画では常に強い女性が切り拓いていく。ジュリエット・ルイスがロックシンガーに扮して、粗削りさと艶めかしさを振りまくパフォーマンスを魅せるのがいい。2000年カウントダウンの10万人熱狂シーンなど見所はあるけど、キャメロン的精緻な映像美より猥雑感が前に出て、チープ感が拭えない傑作カルトになり損ねた作品。
若い頃のレイフ・ファインズはブラッドリー・クーパー似

ロサンゼルスがMADMAX並みに荒れている1999年大晦日でのSFクライムアクション!

『ニア・ダーク』キャスリン・ビグロー監督

レイフ・ファインズ
トム・サイズモア
ヴィンセント・ドノフリオ
ウィリアム・フィクトナー
アンジェラ・バセット
ジュリエット・ルイス

なんだこの豪華メンバー(〃∇〃)

145分はちと長過ぎですが、これは今観ても十分楽しい作品でした☆



1999年12月30日ロサンゼルス。

元刑事レニー(レイフ・ファインズ)は、現在SQIDという装置で、他人の記憶を体験出来るディスクを売っている。

そこへ友人アイリスがレイプ殺害されるディスクが送られてきた。
アイリスは、レニーの元カノ、フェイス(ジュリエット・ルイス)も危険だと言う。

そこでレニーは、親友メイシー(アンジェラ・バセット)や、探偵マックス(トム・サイズモア)とフェイスを守ろうと奮闘。

さらに過激黒人ラッパーの殺害事件も絡んできて……



あと30分短ければ傑作だったかも?

世紀末感あるロスの風景を撮り過ぎなのは惜しい。
そこまで荒れてないだろ、流石に(笑)

他人の記憶を体験出来るというのは、今っぽくて面白かった!
FPSシーンはガタガタで見づらいけれど、まあ95年作品ならばこんなもんかな。

ちょいちょい突っ込み所もありますが、カーアクションや犯人探しなどあれこれ楽しめる良作でした♪

リマスタして大画面で見せて欲しいなぁ~
あ、酔うかなw??
◆あらすじ◆
1999年12月30日、元刑事のレニーは他人の経験を追体験できるシステムの違法ディスクの取り扱いを商売にしていた。レニーの元に警官二人に追われる女性アイリスが現れ、元恋人のフェイスの危機を伝える。レニーはフェイスに危機を伝えるも音楽業界の大物ガントの恋人になったフェイスはにべもなくレニーを追い払う。その後、アイリスが殺されるとともに、アイリスがレニーに特別なディスクを残していたことから事態は大きな事件へと発展していく。

◆感想◆
本作は1995年製作の作品で1999年12月30日から2000年1月1日までに起きた事件の顛末を描いており、少しだけ近未来をテーマにしていて、なんとも微妙な立ち位置にいる作品となっている。本作の肝は頭に特別なヘルメット状の装置を被ってディスクを読み取ると他人の体験を自らの経験のように感じられるものになっていて、そのディスクに他人に知られてはいけない事件が含まれていたことから、大きな騒動に発展する。装置のことを説明するとややこしくなるが、ストーリーを簡単に言えば誰かが撮影したビデオに事件の真相が映っていて、その犯人がそのビデオを廃棄すべく主人公の命を狙うというシンプルなもので、装置のこと以外目新しいところはあまり感じられない。

元刑事のレニー(レイフ・ファインズ)は犯罪の経験など違法なディスクの取引で商売する軽薄な人物として描かれており、最初は守銭奴っぽさを感じた。しかし、元恋人のフェイス(ジュリエット・ルイス)に関しては非常に女々しくヨリを戻そうと懇願する姿が印象的で、元刑事という設定だが強さがあまり感じられないキャラクターだった。

レニーの仲間として女性運転手のメイス(アンジェラ・バセット)と探偵のマックス(トム・サイズモア)がおり、メイスはレニーのディスクの販売に嫌悪を示すものの、レニーを心配してくれる義理堅い人物であり、レニーより彼女の活躍の方が本作の中では印象深かった。マックスはレニーの依頼に気持ちよく応じるものの、フェイスの恋人のガント(マイケル・ウィンコット)の依頼にも応えており、敵味方がはっきりしないキャラクターとして面白い存在だった。

ストーリー後半、世間に公表されれば大騒動になるディスクを巡って2人の警官がレニーたちを追ってくるのですが、この2人の警官についてあまり深い描写がないため、命を狙われる緊迫感はあるものの、敵として印象が弱いように感じた。

しかし、ストーリー終盤に意外な真相が明らかになり、そこからの展開はなかなか予想できないものがあって、面白いと感じた。

レニーの弱弱しさにイマイチ感情移入できなかったが、終わってみればストーリーとしてしっかりまとまっていて後味も良く、普通に楽しむことができた。

鑑賞日:2026年5月30日
鑑賞方法:CS ザ・シネマ
(録画日:2026年4月6日)

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