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恋するシャンソン
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『恋するシャンソン』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

3.6
パリを舞台にした男女7人鬱物語、ってわけじゃないけど、皆本音やら建前やら嘘やら勘違いやらで微妙にすれ違ったりしている。シャンソンと言うよりフレンチポップがそのまま台詞の代わりに用いられるセミミュージカル仕様(そんな用語があるかは謎)、それがこの作品の是非に繋がって来そうだが個人的には結構アリ、アラン・レネはつくづく編集で映画を作る人だなと改めて思う。あれは鬱と言うよりパニック障害では?と思うが、それはまぁいいとして…大人なのだから人には言えない・言いたくない事情の一つや二つはあるものなんでしょうね、知らんけど。これがギリギリ成せるのもパリって街が持つ実力故だろう。
sonozy

sonozyの感想・評価

3.5
アラン・レネ監督によるパリが舞台の7人の男女の群像劇。

セリフが途中で歌に変わる(俳優が歌うのではなく、オリジナルの楽曲が流れ、リップシンクする)のが面白いんですが、全36曲というシャンソン&フレンチポップスの曲を知っていればもっと楽しめそう。

ツアーガイドのカミーユ(アニエス・ジャウィ)はパニック障害・うつ病に悩みつつ、中世の農民騎士に関する論文に取り組んでいる。
彼女のツアーに参加した不動産会社に勤める歴史好きのシモン(アンドレ・デュソリエ)は彼女に惹かれている。

カミーユの姉オディール(サビーヌ・アゼマ)は仕事も順調のカミーユとは真逆のポジキャラで、眺めのいいアパルトマンの購入計画を進めていて、シモンの上司であるチャラそうなマルク(ランベール・ウィルソン)がその担当。

オディールの夫クロード(ピエール・アルディティ)はアパルトマン購入に反対しつつ密かに浮気をしてる。

カミーユは姉のアパルトマン見学でマルクと出会い惹かれ合う。
仕事でいつも怒られてるマルクにカミーユを奪われ、面白くないシモン。

何年も音沙汰のなかったオディールの友人(おっさん)ニコラ(ジャン=ピエール・バクリ)も登場。パリで暮らし始めるため、シモンを窓口にアパルトマン探しに回っているが、体調不安で病院通い。
地元に置いてきた妻ジェーン(ジェーン・バーキン)とうまくいっていない様子。

オディールはアパルトマン購入を決め、その新居での引越しパーティーに集まる面々。
シモンはマルクに反撃すべく、そのアパルトマンに関するある情報を暴露してしまう・・・

セザール賞: 最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞、録音賞
tak

takの感想・評価

3.3
「恋するシャンソン」は、シャンソンやフレンチポップスが散りばめられた映画。それらは場面を盛り上げるために既成曲が流れるような使い方ではない。台詞の一部になっているのだ。まずは映画の冒頭。ヒトラーからパリを焼き払う命令を受けたドイツ人将校が、突然綺麗な声で歌い出す。美しいパリの街を焼き払うことなんかできない。そう思ったであろう将校が高らかに歌い上げるのは、ジョセフィン・ベーカーの「二つの愛」。
♪私は愛するものがふたつあるの/それは故郷とそしてパリ

この映画が面白いのは、演じる役者が自分の声で歌うのではなく、オリジナルの歌の断片が台詞として挿入されること。いかつい男優が突然女性の声で歌ったり、もちろんその逆も。曲はあくまで断片として流れるので、唐突さとアンバランスな感じが面白い。医者にかかる登場人物の一人が、症状を述べる代わりに「体の弱い僕」と言うコミックソングを歌う。相手を勇気づけようと拳を握った女性はフランス・ギャルの「レジスト」を歌う。不動産業を営むプレイボーイはジャック・デュトロンの「僕は女の子たちが好き」。妻に別れを切り出そうとする夫が口ずさむのはセルジュ・ゲンスブールの「手切れ」。オリジナルを知らずとも選曲がいい、と思えるのだがサントラでそれぞれの曲をフルサイズで聴くと選んだ理由がよくわかる。ダリダとアラン・ドロンの「甘い囁き」も出てくるのだが、サントラ未収録が残念。

フランス映画らしい恋の群像劇。それをあの静寂の映画「去年マリエンバートで」を撮ったアラン・レネが撮ることが、観る前から不思議で仕方がなかった。僕はレネ作品をあまり観ていないが、敢えて言うならば遠景でストーリーを描いているところが共通点かと。皿の積み重なった不思議なオブジェがある広場を見下ろす借家のバルコニー。上から見る風景とそこで小さく動く人。群像劇の面白さは、観客である僕らが多くの登場人物とそれぞれの交錯する思いを遠くから見守っているようなもの。それは「マリエンバート」で城の中庭で位置を変え続ける男女を見つめ続ける遠景とどこか似ている。

ともかく音楽と恋模様を楽しもう。

『恋するシャンソン』に似ている作品

バルバラ ~セーヌの黒いバラ~

上映日:

2018年11月16日

製作国:

上映時間:

98分
3.4

あらすじ

フランスの国民的歌手バルバラに扮した映画の撮影を控えている女優ブリジット。彼女はバルバラになり切るため、自身の性格・歌声・ジェスチャー等すべてをバルバラに模し、自分の中に取り込もうとする。…

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