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ベトナムから遠く離れて
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目次

『ベトナムから遠く離れて』に投稿された感想・評価

3.8
アラン・レネ
アニエス・ヴァルダ
クロード・ルルーシュ
ジャン=リュック・ゴダール
ヨリス・イヴェンス
ウィリアム・クライン
クリス・マイケル

有名監督の名前が並び、ベトナム🇻🇳人っぽい顔の女性のジャケ写に惹かれて...

本作は1966年に錚々たるメンバーが結集し、南ベトナム民族解放戦線への連帯を表明する映画を企画してオムニバス形式での反戦ドキュメンタリーとなっている。

それぞれが強い意志を持ち、徹底的にアメリカを批判する形で作られていた。
画像は粗く観難いし、音源は酷いけれど、60年近く前、監督達の若さ一杯のエネルギーが伝わる。
趣旨は一緒でも表現方法がそれぞれ違って、その人らしいのがまた良い。

空襲に備え、地面に深い穴を掘るハノイの貧民。
ベトナムの地を踏むフィデル・カストロはベトナム国民から信頼されていた。

私はアニエス・ヴァルダの映した映像が印象的だった。
ペンタゴン前で焼身自殺したノーマン・モリソンの妻アンの回想に、彼の死の重要性についてベトナム人が語る言葉。
ヴァルダは女性としての優しさの中に鋭い視線を貫いていた。

ゴダールだけ、ハノイから撮影の受け入れを認められなかったと残念がり、パリの自宅の屋上でカメラを回しているが、強い反戦の思いは熱かった。
RIO
3.5
アメリカ軍による北ベトナム「北爆」へ空爆の開始1965年2月

アラン・レネやアニエス・ヴァルダ、ウィリアム・クライン
ジャン=リュック・ゴダール、ヨリス・イベンス、クロード・ルルーシュの映画作家たちによる11章
「ハノイ爆撃」「パレイド」「泣きべそをかくジョンソン」「クロード・リダー」「フラッシュ・バック」「カメラ・アイ」「ビクター・チャーリー」「我々はなぜ戦うのか」
「フィデル・カストロ」「アンとユエン」「めまい」

フィデル・カストロが武力闘争以外に抵抗する手段はない 人民にとってゲリラだけが敵に勝つ事ができる正義
ベトナム戦争においてのゲリラ戦は大量兵器をもってしても倒すことは出来ないと如実に表していると言っていた

アメリカ国防省ペンタゴンの前で訴えたノーマン・モリソンの家族やマルコムXの言葉に説得力があった
ベトナム反戦運動がアメリカ各地で起きるようになった60年代後半、フランスの映画監督たちが立ち上がり製作したオムニバスのドキュメンタリー。
クリス・マルケルが指揮をとり、ゴダール、アラン・レネ、ウィリアム・クライン、ヨリス・イヴェンス、アニエス・ヴァルダ、クロード・ルルーシュが参加している。ベトナム反戦運動をまとめた貴重なドキュメンタリー。

(北)ベトナム側に立ったドキュメンタリーであるが、ベトナムに入国できなかった(拒否された)ゴダールの言葉から、『ベトナムから遠く離れて』と題している。ゴダールは自分の立場を明らかにしていなかったことで拒否されたと考え、その後は他の作品にもベトナム反戦の思いを入れることにしたと語る。

現地の映像に加え、アメリカでの反戦デモとそれに反論する戦争支持者たちとの路上での議論が白熱していて、戦争反対する理由と支持する理由はいつ、どの戦争においても同じだと思った。興味深かったのは、反戦デモ側は理性的で理路整然としているのに、戦争支持側は感情的に怒りをぶつけていて居丈高なところ。とにかく反対派を力で威圧したいのが全面に表れていた。

ヨーロッパでは反戦運動すると連行されていた。

カストロのインタビューも入っていた。

ベトナム市民が冷静に土豪を作るシーン。ベトコンは出ていなかったようだった。

ペンタゴンの前で焼身自殺して反対を世界に訴えたノーマン氏の妻の冷静な言葉。

冷静と狂気を対にしてはいなかったが、私にはそう感じとれた。

戦場のシーンはデザインされており、残酷な場面を直接見せることは少なかったが、「狂っている戦争」(戦争自体は狂っているんだけど)が伝わってくる。とくにアメリカの議会での演説や報告など、戦意を高めようとする責任者(不明)の語りが狂気にしか聞こえない。

再びタイトルについて、自分達が血を流していないのに製作することを謙虚に考えてのこと。それでも自分達で何かできることをとドキュメンタリー映画を製作している。

さて、日本はこの戦争にどういう立場をとったのか。べ平連の存在は、大人になってから知り、活動していた方とお酒の席(主宰者)でお会いしたことが何回かある。アメリカ軍の後方基地として存在する日本。ベトナム特需があったのだろうか。気になった。

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