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ビルマの竪琴
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『ビルマの竪琴』に投稿された感想・評価

昔、学校🏫で観た方も多いのでは?

私の1回目の記憶はいつどこで観たか曖昧で、今回2回目の鑑賞。

文部省特選映画。

1945年7月ビルマ戦線(現在のミャンマー)が舞台。

水島上等兵(中井貴一)、隊長(石坂浩二)がまだ若い。

なぜ日本に帰らないのか・・・戦争が残した傷痕について考えさせられる格調が高く品格がある昭和の邦画の名作。
◆あらすじ◆
1945年のビルマで日本の井上小隊長率いる部隊は日本の敗戦を知って投降する。その後、未だ抗戦中の日本の部隊に対して、水島上等兵が説得に赴くもその部隊は降伏を拒み、戦闘が始まってしまい、水島も巻き込まれてしまうがビルマの僧侶に助けられて一命をとり留める。水島は元の部隊に戻る途中、無数の日本兵の死体があちらこちらに散在している様子を見て、日本兵たちの霊を弔うことを考える。

◆感想◆
終戦直後のビルマを舞台に水島上等兵がビルマで死んでいった仲間たちのために僧になって弔おうとする姿を描いた作品となっており、それとともに水島を想う部隊の隊員たちの姿も描かれていて、日本人らしい心情の動きが表現されていました。

井上小隊長(石坂浩二)率いる部隊は理不尽な上下関係はなく、極めて仲間想いな人々の集まりとなっていて、ひとえに井上小隊長の性格によるものが大きいと感じました。また、井上が音楽学校出身ということで部隊に合唱を覚えこませており、よく歌っており、それが戦争作品の重さを緩和していたように思います。

水島上等兵(中井貴一)は井上小隊長に教えられて竪琴を惹けるようになっており、これがストーリーの鍵を握るアイテムとなっていて、ストーリーに上手くなじんでいました。水島は無数の日本兵の亡骸を見て心を痛める人物であり、極めて繊細で献身的、それでいて優しい人物であることが映像から伝わってきました。

水島は井上の部隊のいるムドンの近くの墓地でイギリスの人々が日本人の墓を作って弔う姿を見て、心を動かされるシーンがとても印象的で、イギリスの人々ですら日本人を弔っているのに、日本人である自分が弔わずに帰ることができようか、という思いが伝わってきました。

ストーリーとして特段、意外性のあるものはありませんが、ストレートに日本人の琴線に触れるものが本作にはあって、観終わった後に切ない気持ちになりました。とても良い作品だと思います。フィクションであり、美化しすぎているかもしれませんが、心にしみる作品でした。

鑑賞日:2024年9月18日
鑑賞方法:CS チャンネルNECO
(録画日:2024年9月6日)
有名な映画ですが初鑑賞です
思っていた内容とちょっと違っていました
笑われるかもしれませんが、日本人がビルマに行って出家し、僧侶になって修行して旅する話かと勘違いしていました
終戦記念日の今日、偶然観れたのはラッキーかも
心に響きました

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