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飾窓の女
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目次

『飾窓の女』に投稿された感想・評価

4.2
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-559 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋フリッツ・ラングが監督した戦後ヒットしたニューロティック・ミステリーの代表作です。フリッツ・ラングによるある意味、完璧な演出の作品で、そのリズミカルの展開と映像の密度はほんと素晴らしいのひとことです。

🖋公開当時も原作とはヘイズコードの問題から、ラストシーンが書き換えられましたが、個人的にはこの反則とも言えるラストがなんとも言えずに大好きです。ズタボロな証拠残し、大丈夫なんかと思いきや、これも含めてラストへの伏線何ですね(驚き!!)。これぞフリッツ・ラング!!という感じです。

🖋邦題の『飾窓の女』の如く、オープニングから引き摺り込まれます。主人公の大学教授がショーウィンドウの中にある肖像画の美女に見惚れていると、絵にそっくりの女の顔がガラスに二重写しのように映り艶然と微笑む。。。エンディングも同じような演出?が洒落が効いています。

🖋本作フリッツ・ラングの充実したアメリカ時代の見事なフィルム・ノワール。1946年にフランスの映画雑誌で本作品が『マルタの鷹』、『深夜の告白』、『ローラ殺人事件』、『ブロンドの殺人者』と一緒にその分野の作品として紹介されたのが、犯罪映画を意味する「フィルム・ノワール」の語の使用の始まりとなったんですね(参考:Wikipedia)。

🖋本作が好評だったことから、翌年全く同じキャストで『緋色の街/スカーレット・ストリート』が作られました。

😊物語は。。。(参考:Amazon より)
温厚でまじめな大学教授が、街のショーウィンドウに飾られた肖像画を見ていると、傍らにその女が現れ、彼女に誘われるまま彼女のアパートへ誘い込まれる。しばし彼女のもとでくつろいでいると、彼女の愛人が現れて脅されたために教授は彼を殺してしまう。その後用心棒と名乗る男に追い詰められることになる…。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『飾窓の女』
原題(英題):『The Woman in the Window』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :1944
日本公開 :1953/10/01
🎥上映時間 :99分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):フリッツ・ラング
脚本 :ナナリー・ジョンソン
原作 : J・H・ウォリス『Once Off Guard』
撮影 :ミルトン・R・クラスナー
音楽 :アーサー・ランジ
出演(声優):エドワード・G・ロビンソン、ジョーン・ベネット、レイモンド・マッセイ、ダン・デュリエ

🔸Overview (映画. comより)———————
J・H・ウォリスの小説をもとにしたスリラー映画1944年作品。製作と脚本には「砂漠の鬼将軍」のナナリー・ジョンソンが当たり、「外套と短剣」のフリッツ・ラングが監督した。撮影は「人生模様」のミルトン・クラスナー、音楽は「クーパーの花婿物語」のアーサー・ランジの担当。主演は「他人の家」のエドワード・G・ロビンソンと「可愛い配当」のジョーン・ベネットで、「雷鳥の湾」のダン・デュリエ、「愛欲の十字路」のレイモンド・マッシィ、「花婿物語」のエドモンド・ブレオン等が助演する。
4.0
 サスペンスファンなら、フリッツ・ラングを必ず観ましょう。私の知り合いならきっとそう言います。
やりますねーフリッツ・ラング。めちゃ面白い。
 
何がいいのか?
サスペンスのきめの細かさ。
この時代にこんなに繊細なストーリーの映画は少ない。
例えば、警察の捜査の仕方。例えば、証拠の隠蔽の仕方。検事の話に怯える教授の心理。
どれも現代に通用するきめの細かさ。
決して古典として面白いのではない。
時代が時代だけにそれぐらいでいいよと観客に妥協させない厳しさがある。
監督、脚本がすごい。  
のんchanさんはカンペキとレビューに書かれている。
私も評価はめちゃくちゃ推薦の4.0にする。

#1320
2023.07.28視聴353
監督: フリッツ・ラング
脚本:ナナリー・ジョンソン
原作: Once Off Guard

 犯罪心理学専門の大学教授リチャード(ロビンソン)は旧友らとクラブで一杯引っかけ、帰宅途中この間から目に止まっているウィンドウを覗き込むと、絵の上に本物の女の姿がダブって写る。アリスと名乗るその女(ベネット)に誘われるまま彼女の部屋に行きくつろいでいると、突然怒り狂った男が襲いかかって来て、教授は彼女が渡したハサミ✂️で彼を殺してしまう。
二人は悩んだ末、死体を遠くには捨てることにする。
翌日死んだ男の行方不明が報道され、ついに死体が見つかってしまう。
教授は数々の証拠を残してしまっていた。
4.1
フリッツ・ラングはやっぱり完璧🌟
あ〜これも面白かった、大満足😆

『緋色の街/スカーレット・ストリート』と姉妹編となっており、こちらが1年前制作。
しかし、どちらが先でも問題なくどちらも面白かった。
今作の方がスッキリした犯罪ドラマ風かな?

主演のエドワード・G・ロビンソンとジョーン・ベネット、悪役のダン・デュリエは『スカーレット・ストリート』でも共演!


大学で犯罪学を教える助教授リチャード(エドワード・G・ロビンソン)は妻と2人の子供を休暇の旅行に送り出し、その晩はクラブに食事に出掛けて仲の良いフランク(地方検察庁検事)やマイケル(医師)と一緒に深酒してしまう...

リチャードはクラブの隣のビルの店頭の「飾り窓」に立て掛けられている美女の肖像画に足を止めて心を奪われていると、なんとガラスにその肖像画の本人アリス(ジョーン・ベネット)が映っているではないか?あまりにも突然だが、誘われるまま良い雰囲気になり酒を飲み、そのまま同じ画家のデッサンがあると自宅に導かれる。そこに急に現れたアリスのパトロンから攻められて思いがけずに殺してしまう...

事件後は2人で遺体を隠すことに奔走する。たまたま友人のフランクが担当検事となり、眠れないリチャードにマイケルが劇薬を処方してくれる。
上手くいくかと思ってた時に、アリスは元警察官だった変人男ハイトから大金を口止め料としてゆすられていた...


オジサン俳優のやり取りが面白く、クスクスしながら観入る。
ラストでは、な〜んだ〜とまた笑えちゃう、最高だわ🤣

モノクロの古い作品は敬遠しがちだけど、ラングを観ると次もまた観たくなってしまう。これは鑑賞5本目。

『飾窓の女』に似ている作品

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製作国:

上映時間:

102分

ジャンル:

4.1

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上映日:

1954年10月27日

製作国:

上映時間:

105分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.8

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