ボロロボ

真夜中のカーボーイのボロロボのレビュー・感想・評価

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)
3.7
長らくClipしたままだった当作を円盤レンタルにて鑑賞。
アメリカン・ニューシネマを代表する作品の一つ。

若きジョン・ヴォイトとダスティン・ホフマン、二人の名演。

ジョーは情に脆い。
ラッツォは友に厚い。
二人はそれぞれ夢を見る。

ぶっちゃけ、途中までは悲壮感ばかりで退屈。偶然舞い降りるチャンスからやっとオハナシが動き出す。

イギリス人監督がシニカルにアメリカン・ドリームの実態を描き出したように思える。

バス移動。
ファッションの変化。

はっきりとした描写をせずにジョーの過去を観客たちへ想像させるシーン構成。

悲壮感は寂寥感へ変わり、いくばくかの希望と共に(当作のオハナシが)終わったように思えた。


それにしても邦題・・・“カーボーイ”じゃないでしょ。修正してよ。

アメリカで放送されてたウルトラマンにびっくり。スカイドン😵
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    昭和の“東映まんがまつり”世代。 「そういえば、たくさん映画を観てきたけど、記録つけてないな」という思い付きから始めました。 過去に観たものは【観たことだけ】でも記録しつつ(気付いたらレビュー書かず…

    昭和の“東映まんがまつり”世代。 「そういえば、たくさん映画を観てきたけど、記録つけてないな」という思い付きから始めました。 過去に観たものは【観たことだけ】でも記録しつつ(気付いたらレビュー書かずにMarkだけしてます)、フィルマークスに登録してから観た作品について感想を書きなぐってます。レビューは投稿後に割とちょこちょこ書き直してます、すんません。 レビューしなくなる時期は、仕事で多忙か、ゲームにドはまりしてるか、家族サービスしてます(カミさんを小旅行へ連れて行くことが多いです)。 休日はできるだけ映画館へ行って現実逃避してます。コレをやらないとストレスが蓄積されてしまうという面倒な人間です。カミさんはそれを理解してくれてるので1人の休日を映画鑑賞に費やすことに対して文句付けては来ませんが、その代わりにカミさんも休みの日には家族サービスを優先してます。遊びたいゲームと観たい映画が重なると休みが欲しくなりますが、ゲームを優先してしまう傾向が強いです。 【私的レビュースコア感覚】 「3.9と4.0のカベは大きい」と勝手に思ってます。 基本商業作品には3.0以上を付けてますが、まれにそれ以下のスコアを付けることがあります。 ステキなレビュワーさん達のおかげで観たい作品が増える増える・・・果たして死ぬまでに観終えられるか?ww 好物:SF(宇宙とかタイムトラベルとか)/アクション/コメディ/ロボットアニメ(サンライズ系)/ヒーローもの/ハードボイルド/スリラー/ミステリー/サスペンス 苦手:ホラー/スプラッター/ベッタベタのラブストーリー(特に邦画) 緩く繋がる派なのであんまりコメント書かないタイプです、ご了承ください。 以下蛇足。 映画好きなのは、どうやら母親譲りらしいです。母は、父と結婚するまでは映画館へ入り浸っていて(地元映画館経営者と仲が良く顔パスだったとか。何とおおらかな時代ww)、当人曰く「映画は青春時代の娯楽」だったそうです。私の幼少期には、おもちゃをおねだりしても頑として聞き入れてくれなかった母ですが、映画を観ることだけは極めてハードルが低く、反対されることはありませんでした。