赤穂藩の47名の家臣による主君の仇討を綴った忠臣蔵を描いた時代劇。
大映創立十八年記念作品。　
渡辺邦男が監督を務め、長谷川一夫が主演、鶴田浩二、勝新太郎、菅原謙二、川口浩、山本富士子、京マチ子、若尾文子、市川雷蔵、根上淳、淡島千景、三益愛子、木暮実千代、中村玉緒、船越英二、志村喬、滝沢修、清水将夫らが共演。

元禄十四年三月、赤穂の浅野内匠頭（市川雷蔵）は勅使接待役指南の吉良上野介（滝沢修）による度重なる侮辱に耐え兼ねて江戸城松の廊下で人情に及ぶ。老中柳沢出羽守（清水将夫）が目付役や老中らの反対を押しきり、吉良上野介は咎めなし、浅野内匠頭は右京太夫邸の庭で即日切腹という裁決を下した。赤穂城代家老の大石内蔵助（長谷川一夫）は、京山科で道楽により本心を隠しながら主君仇討の好機を伺う…

”風さそふ　花よりも奈ほ　我はまた　春の名残を　いかにとやせん”　
オープニングは赤穂城への早駕籠のシーンで始まり、浅野内匠頭に対する吉良上野介による畳替え・水墨画の衝立・長裃と烏帽子大紋などの嫌がらせ、江戸城松の廊下における殿中事件、浅野内匠頭の庭先での切腹、赤穂城の明け渡し、大石内蔵助の京での道楽、近衛家御用人道中手形、12月14日の赤穂四十七士による吉良邸への討ち入り、泉岳寺に向けての凱旋などを描いた3時間近い長編大作。　
四十七士それぞれのヒューマンドラマも丁寧に描かれており、討入前の大切な人との別れは涙を誘う。
吉良邸討入シーンでは、斬り合いでも魅せてくれる。
長谷川一夫、鶴田浩二、山本富士子、京マチ子、市川雷蔵、勝新太郎、若尾文子など当時のスター俳優陣の共演も見どころです。座頭市のイメージが強い勝新太郎は、まだ若くて最後まで気付かなかったので要チェックです。
大映オールスター出演の豪華絢爛な娯楽大作です。

2024.12　BS12で鑑賞
2020.12　NHK BSで鑑賞（BSプレミアム）

• #早駕籠
• #南部坂瑤泉院邸
• #内蔵助末娘の毬
• #吉良邸の図面
• #ちりめんの頭巾
• #両国橋と永代橋

もうご存知の年末定番中の定番・・【忠臣蔵】・・赤穂浪士の仇討ち🎬です。


数ある忠臣蔵・赤穂浪士映画の中でもこれ程までに豪華キャスト陣（主役級を揃えた）で制作された娯楽時代劇映画です。

多分私は幼少の頃にリアルタイムで鑑賞していると思います（定かでは無いですが・・）


元禄14年（1701年）江戸城松の大廊下で播磨（兵庫県）赤穂藩主浅野内匠頭が度重なる理不尽な侮辱に耐えに耐えて吉良上野介に刃傷に及ぶ。

両藩喧嘩両成敗とはならず・・赤穂藩主浅野内匠頭は切腹を申し渡され吉良上野介はお咎め無しとされる。

混乱し憤る赤穂藩・・仇討ち、藩主の後を追い自害ほか混乱する藩内・・赤穂城は後に明け渡しとなる。


仇討ちも出来ない腰抜け侍などと影口を言われても耐える赤穂浪士・・仇討ちする気も無いのか遊興にうつつを抜かす家老大石内蔵助。

そして元禄15年12月14日本所吉良屋敷に討ち入りを決する・・今まで決して親にも家族にも仇討ちを告げる事なく隠し通し嘘を吐き通して遂に本懐を遂げる。

涙ぐみ心震わせる感動の時代劇大作です。

わりとあっさりとしたつくりになっていました。
長谷川一夫さんの大石内蔵助もなかなか良かったです☺️

大映スター総出演の華やかな本作でした！