石川県七尾市で小さな縫製工場を営んでいた清水久典は、結婚して20数年、平凡な家庭を築いていた。だが、バブル崩壊と共に工場経営が傾き、多額の借金を抱える身となる。金策も職探しも成果は出ず、追…
>>続きを読む平凡だが幸せな暮らしを送っていたサラリーマン・佐伯雅行。ある日突然、彼は若年性アルツハイマー病に見舞われる。こぼれ落ちる記憶をつなぎ止めようと苦慮し、病と戦い始める雅行。妻・枝実子は、夫と…
>>続きを読む東京の郊外で小さな薬局を営む吟子。娘・小春の結婚が決まるが、その結婚式に音信不通だった吟子の弟・鉄郎が現れる。吟子の夫の十三回忌で泥酔し大暴れした鉄郎は、一滴も酒を飲まないと約束するが我慢…
>>続きを読む東京の介護専門学校に通う遥は、地元にいる従姉妹の結婚式に出席しなかった。式当日の2011年3月11日、東日本大震災が発生。海岸通りに面した式場に向かっていた遥の家族4人は、車で被災し亡くな…
>>続きを読む富山の刑務所で指導技官を務める倉島に亡き妻から手紙が届く。「故郷の海に遺骨を散骨してほしい」と書かれた妻の遺志に応えるため、倉島はひとりキャンピングカーで妻の故郷の長崎を目指す。旅の道すが…
>>続きを読む両親と親友の死をきっかけに鬱状態になり、一流企業を退職した35歳の優子。出会い系サイトで知り合った建築家に連れられてきて気に入った蒲田に移り住んだ彼女は、そこで知り合った鬱病のヤクザ、ED…
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