初のフレンチホラー😱

ただのホラーじゃない！
グロ！やば！血！どんでん返し！

思ってたよりも怖くて何度も目を背けたし声も出ちゃった😱

ホラーに負けない会で1番怖かったかも😱

ハラハラドキドキで心臓がやばかった💓

恋愛ものはドキドキしないけどホラーではドキドキしてしまう🤣


開催ありがとうございます✨

• #ホラーに負けない会
• #はるか同時鑑賞

『ハイテンション』
原題 Haute Tension.
映倫区分 R15+.
製作年 2003年。上映時間 91分。
あまりにも残虐な殺戮シーンのため日本での公開が長い間見送られていたフランス産スプラッター・ホラー。
殺人鬼に立ち向かう主人公マリーをセシル・ドゥ・フランスが熱演。

マリー（セシル・ドゥ・フランス）は試験勉強のため、親友のアレックス（マイウェン）と一緒に彼女の実家を訪れた。
その晩突然玄関のドアベルが鳴り、マリーは父親（アンドレイ・フィンティ）がいきなり男（フィリップ・ナオン）に刃物で斬りつけられるのを目撃。彼女は慌てて自分の痕跡を消し、ベッドの下に隠れるが。。。

子供の頃なら『小便ついて来て』って頼まなビビってしまう位いの怖い映画。
ハイテンション気分と思いきや、見た後怖くて⤵作品。
血は
ジュビジュジュ、ビジュビドバドバ🎵
やのに、
登場人物の目がマジにいっとって怖い。
『小便ついて来て』グロさや痛さだけじゃなく演出や脚本面でもこ小生の恐怖感を煽ってくる。
これからスプラッター系はフレンチも要チェックと期待。
扨、今作品の粗筋は、大学生のマリーは試験勉強に集中すっため、田舎にある友達アレックスの実家に行くことに。
明日からやるんやって、学生よろしく家に到着したその日はぐうたら。
自慰行為までやりよる。
これいる？
って思たけど後で納得。
家族が寝静まった夜中、作業着着たオッサンが家のチャイムを。。。
ここからはこのオッサンによるヤバすぎる殺戮のスタート。
殺し方が残酷無慈悲。
特に一番最初にイワされる（殺される）父親のやられ方っていったらヤバすぎる。
箪笥に轢かれて死ぬ！タンスにゴンなんてシャレ云えん(書いてしまってはいるが)。
多分映画界ではあの父ちゃんしか経験してんやろなぁ。
登場人物は、はじめにほぼ容赦なくイワされよる。
『ちょい待ち～な後続かんがな』なんて思ったけど、別のエグさから物語続行。
普通、ボクシングならTKOやろ。
この切り返しの上手さはウィリー・ペップ（ボクサー）並。
若いのに監督の才能を感じさせる。
ゴアな描写と、巧みなストーリーテリングは最っすわ暑さぶっ飛ばす。
扨、観た人は知っとると思いますが、今作品って単なるスプラッターとは別にもう一つの面がある。
それは、作品においての重大なネタバレに抵触する。　
せやし、今作品においては、ある意味ネタを知っておいた方がより楽しめるかもしれへんかな。
。。。なので（云いたいだけかも）映画で描かれたシーンが全てやと思ってほしくない。
例えば誰かのイカれた妄想を描いたとして、
『現実にはあるわけないやん』
てコメントはちゃうかなと。
『こりゃエエ、スプラッター映画やで』
って薦めたいし、そのためにはやはり、ちょい内容に切り込ませてください。
察しのいい方は気づくだろうけど、気づいた上でも観て欲しいので。
まず、序盤に作業着の男が生首でヤッてるアレ（フェラ）。
あれが実際に起こっとんのなら、序盤で矛盾が生じとる。
アレは妄想やとすればOK牧場なんじゃないかな？
全て見たものが真実とは限らない。
フェラシーンと前後して、二人の運転がいつの間にか入れ替わってることを考慮すれば、妄想で全然エエん。
って、今作品は妄想やないと成立しない。
後、作業着のオッサンが、深夜に突然家にきて殺戮するシーンは、主人公が自慰行為に励んだことがスイッチになっとる（女性のボタンの部分をこねくり回したし）。
殺戮の最中、主人公は完全に自己を客観視してるんやと推測でける。
人格を分裂させた理由は勿論『love』ゆえの暴走。
好きな人がでけたら、『アクシデントが発生し、あの子とランデブー』なんて、ヒーローになってヒロインとくっつきたい願望。
作業着のオッサンは、いわばそのアクシデントそのもの。
主人公は、そのアクシデントからヒロインを助けることで、愛を成立させようとした。
普通なら妄想するだけ、今作品では、マジで実行に移しとる。
羽目を外しすぎたイカレポンチの暴走に、スプラッターと、どんでん返しと云うスパイスはミステリーとしての出来も良い。
また、カーチェイスも全部妄想。
何故なら、そういうシーンがあった方が献身的やし、全て彼女のため。
ネタ知った上で観てみると中々感慨深い。
映画てのは、観た直後は自分の期待してたか否かの点でしか感想が云えへんモン。
カレーの余りを１日い寝かせてカレーうどんにしたような思い返してみると、すごく円やかで面白い作品になったり、はたまたカビてもて駄作になったりする。
この映画の主人公の様に、主観だけではなく客観的に映画を鑑賞するのも、悪くないちゃうかな。
面白い映画は、ネタバレでも面白い。
作り手の意図に気づくことも、またアナヨロシ 。

【ホラー映画のススメ】
◆作品名:
ハイテンション (2003)
◆映倫区分 / 日本 : R15+
◆ホラーの要素
　謎の男の殺戮が視聴者の恐怖を煽る
◆恐怖の種類とレベル
　精神的恐怖　★★★★☆
　肉体的恐怖　★★★☆☆
　知識的恐怖　★★★☆☆

※本作は、ご自身が鑑賞後にレビューチェックされることが望ましい作品です

〈本作の粗筋〉 eiga.comより抜粋
・親友アレックスの実家で週末を過ごすことになった女子大生マリー。ところがその夜、突然訪ねてきた謎の男がアレックスの両親と弟を惨殺、さらにトラックでアレックスを連れ去ろうとする。
・マリーはなんとか彼女を救おうとするのだが…。

〈見処〉
①さあ、逃げまどえ——
　皆殺しの殺人パラダイスへようこそ。
・『ハイテンション』（原題: Haute Tension）は、2003年に製作されたフランスのホラー映画。
・本作は「３大フレンチ・ホラー」の一本と称され、あまりにも残虐な殺戮シーンのため日本での公開が長い間見送られていた作品。殺人鬼に立ち向かう主人公マリーを『ロシアン・ドールズ』のセシル・ドゥ・フランスが熱演している。

②結び…本作の見処は？
３大フレンチ・ホラーのうち、もっともストーリー展開に優れる作品
◎: 中盤～終盤～ラストシーンの怒涛の展開は、一概のホラー作品ではなく「どんでん返し」サスペンスの要素も含む、良く出来た脚本。ジャケット写真に映るチェーンソーを抱える主人公の姿が捻りを与えている。
○: 謎の殺戮男による惨劇シーンは、スプラッター映画としては、ちょうど良い塩梅。
○: 中盤のガソリンスタンドでの逃亡シーンは「シムラ、後ろ！！」と云いたくなりそうで、そうならない、なかなかの焦らし演出。

本作は、フォロワーの文鳥様に紹介いただき鑑賞しました。ありがとうございます。
文鳥様のレビュースコアよりも、評価高めになりました。なかなかの良作でしたよ！

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