カラテ・スター

何時でも何処でも突然眠ってしまう青年ギュスは、そのせいで仕事も妻との関係も上手くいかず、冴えない毎日を送っていた
そんなある日、彼は自分が見た奇想天外な夢をコミックに描くことを思いつく
ところが、ギュスの絵の才能を妬んだ精神科医が彼に殺し屋を差し向け……

発作的に睡眠状態に陥る病気“ナルコレプシー”の青年を描いたコメディドラマ

変わった話
ノリが良いです

いきなり倒れる
いろいろ大変ですね

夢がスゴい
なんでもアリです

笑える
奥さんがなかなかでした

いつでもどこでも眠ってしまうナルコレプシーを抱える主人公のヒューマン・コメディ。
ずっと観たくてクリップしてたやつようやく観れた。おもしろかった。
ジル・ルルーシュって監督も脚本もやるんだ。ギョーム・カネと一緒で多才だな。
双子の殺し屋や謎演出とか好き。

うまくいかない現実と、全てが思い通りにいく夢の中。現実がなかなかハードというか周りの人間がクズで主人公かわいそうすぎる。親友はダメ。旦那が働けない奥さんも苦労してるのはわかるけど。

夢ばかり見てきた主人公の着地はいいところに落ち着いたと思う。本人がいいならそれでいい。

いつでもどこでも気絶するギョーム・カネかわいい。まだ夫婦だった頃のギョーム・カネとダイアン・クルーガーの共演が見られた。冒頭のクラブでめちゃ踊ってノリノリのガム口移しのお姉さん。出てるって知ってなきゃ気づかないかも。
あとジャン=クロード・ヴァン・ダムまさかのご本人登場。

• #Tetsuonagata

最初は違う作品をレンタルしてしまったのかと思ったくらい、突飛もない場面がたまに出てきたりして、夢という題材をうまく取り入れてる気がしました。思わぬ人物がすっと登場するところとか、絵を開いて見た時に効果音がなるところとか。

なかなか先の予想が分からない展開ではあるものの、個人的にはあまりワクワクするような感じではなく、前半は個人的な経験に絡むところもあってかなり見てて辛いものがあったですね。

最終的には後味がそこまで悪くない感じに終わりました。ハリウッド的ではない地味な佳作といった印象です。