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『愛は降る星のかなたに』に投稿された感想・評価

1.0
この作品の解説に「戦後、内外に大きな反響を巻き起した、ゾルゲのスパイ事件に連座した尾崎秀実をモデルにした異色ドラマである」と書いてあるので、この映画の坂崎秀美を尾崎秀実と同一視して見ていたが、なんだか製作意図が見えない。
一応、家族思いの人で、国家を憂う人だったというように同情的に描かれているが、そんな同情に値する人物だろうか?

尾崎秀実が何をやったかも明確にはされておらず、ゾルゲに踊らされた可哀想な人物として描いているようにも見えるし、できるだけ穏便な物語にしようと夫婦の絆に軸を置こうともしている。
しかし、肝心の「彼」が、会社の秘書のような役回りの女性に愛されて、彼女の気持ちを受けとめているし、夫婦の絆路線で進むにはイマイチで、もう軸がブレブレだ。何故こんな映画を製作したのだろう…。
スパイ事件が描きたいのか、尾崎秀実という人物がいたことを世の中に知らせたいのか、夫婦の絆を描きたいのか、どれか一つに絞ってくれと思った。

妻役の山根寿子が夜空の星を見ながら「あなた待っててくださいね。私も勉強して、きっとあなたに追いつきますから」と言うシーンがあるが、どうもこのセリフに納得がいかない。
一体何を勉強しようというのか…。共産主義についてか?逮捕された夫は勉強して追いつかなければいけないほどの思想を持っていたとでも言うのか?
この映画は、戦後の左翼思想に乗っかって製作されたのだろう…。

私はこの尾崎秀実という人物が映画の中でどのように描かれようと、世界規模の共産主義革命を目指し国家転覆を目論んでいた「売国奴」であったとしか思えない。
そして、映画の中で描かれているような非戦論者でもなければ平和主義者でもなく、戦争によって多くの命が奪われることをなんとも思わない、実に冷酷な人だったように思う。

尾崎秀実の口供書を評論家の竹山道雄が著書『昭和の精神史』の中に載せている。

尾崎秀実の口供書引用
「私はこの第二次世界大戦の過程を通じて世界共産主義革命が完全に成就しない迄も決定的な段階に達することを確信するものであります」「私の立場から言へば、日本なり独逸なりが簡単に崩れ去って英米の全勝に終るのでは甚だ好もしくないのであります。(大体両陣営の抗戦は長期化するであらうとの見通しでありますが)万一かかる場合になった時には英米の全勝に終らしめないためにも、日本は社会的体制の転換を以てソ連、支那と結び別の角度から英米に対抗する姿勢を採るべきであると考へました。此の意味に於て、日本が戦争の始めから、英米に抑圧せられつつある南方諸民族の解放をスローガンとして進むことは大いに意味があると考へたのでありまして、私は従来とても南方民族の解放を『東亜新秩序』創建の絶対要件であるといふことをしきりに主張して居りましたのはかかる含みを籠めてのことであります。この点は日本の国粋的南進主義者の主張とも殆んど矛盾することなく主張される点であります」
Jun55
3.7
日本の近代史を学んでいる中で、ゾルゲ事件、尾崎秀美に関心があり、本作を鑑賞。
最近、戦後の50年代、60年代の邦画は、歴史を学ぶ上でも質の高い映画が多いのではないかと思うようになった。

この映画では、尾崎が国家反逆ということではなく、2.26事件を契機に軍部暴走に嫌気を持ち、愛国心からソ連共産党と手を握ったとされる。
戦後、タイトルにある作品(当時ベストセラーになる)により、尾崎は復権を果たしたのだろう。

この映画では、ゾルゲ事件の政治的な影響力については、あまり描かれていないが、尾崎の存在は、近衛文麿の対中国方針等に影響を与えていると思われ、歴史上も興味深いところ。


https://www.nikkatsu.com/movie/20157.html
3.0
〖1950年代映画:ラブストーリー:日活〗
1956年製作で、スパイ・ゾルゲ事件に連座した尾崎秀美の書簡集をもとに、売国奴と罵られながらも愛を貫く夫婦の絆を描いたラブストーリー映画らしい⁉️

2024年2,706本目

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