「国民はともにいかなる苦労もしのぶか」
国民「我々国民一同断固として戦わねばならーん!!」
「そうだ!ロシヤを討て!」
国民「今や旅順において2万余の我々の父や子や兄弟が戦死した!!」
…
新東宝“天皇三部作”の最終篇。乃木将軍の半生を明治天皇への忠義と共に描く伝記映画。監督は「大虐殺」(1960) 「大東亜戦争と国際裁判」(1959)の小森白。原作は当時の新東宝社長・大蔵貢。
【あ…
1959年 カラーの大作 104分。明治末期 日露関係が悪化、乃木希典(林寛)は 明治大帝(嵐寛寿郎)から満州での師団指揮を命じられる。そして、旅順で何度もの総攻撃の末 二百三高地を落とす。累々たる…
>>続きを読む日本歴代観客動員数第三位に輝く「明治天皇と日露大戦争」から続く三作目で最終作。
ことあるごとにお気持ちの和歌をはさむという一作目の構成を踏襲してる。こちらには長唄も挟まる。ただ、風格は落ちてしまった…
大東亜戦争の作品は多いが、日露戦争の作品。
明治天皇と乃木将軍との関係を軸に、乃木将軍の「西南の役」で軍旗を奪われた事から、日露戦争での旅順攻略、二人の息子の戦死、凱旋からの生活と明治天皇の崩御・…
話自体はよくあるやつだが、逆に以降の作品に影響を与えたであろう作り。
将軍乃木希典がどのような思い出二百三高地を戦い抜き、そして明治という時代を終えていったか。
勉強になる作品。
重ねて言おう、話は…