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湾岸道路
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『湾岸道路』に投稿された感想・評価

3.4
片岡義男の原作を東陽一が描く。
やっぱり嫉妬がテーマか…。

浪費癖のある妻、芙美子(樋口可南子)。ジムのインストラクターである夫、健介(草刈正雄)。
男女には様々な関係があり、夫婦にも様々あるのだろう。
様々な人間模様があるわけで…。
とにかく草刈正雄がひたすらCool、Dry。
樋口可南子、キレイですね。
脇には、清水健太郎、風祭ゆき、高橋ひとみ、池波志乃、長門裕之、…くせ者揃い。
小林薫、いい人だ。

「優しさは繁盛してる…」
ハーレーで旅に出るという健介、
「どこへ行くの?」「ひとりで彷徨うんだ」
「別れ話をしてから一度も泣かなかった…素敵な女だ君は」
etc.数々の名言を遺す健介。
時は経ち、バイクでライディングを始める芙美子。

奇妙な映画です。
正直おもしろいというわけではないのですがBGMや二人のやり取り…雰囲気…かな。
やはり時代感は否めません。

あそこで納豆定食とは…やるなぁ。

[再観賞・VHSにて]
生活感ゼロの夫婦の姿に昭和の終着点を感じる前半。樋口可南子が生きる事に正面切って舵を切りロッキー化する後半、それらがオープニングの邂逅シーンに集約される。ビジュアル(バイクの金属感、俳優)もキレイ。
草刈正雄が去っても映画は終わらず、ひとり残された樋口可南子がそれまで依存してきた男性(世界)との関係を断ち切るかのように大型バイクに乗りはじめる終盤、もちろんそれは草刈正雄を追いかけるという目的があることにはあるが、独り立ちした女性の凛とした強さもはっきりと描かれていてなんだかグッときてしまった。もしかしたら自由を得るために放浪したアメリカンニューシネマの男たちの物語を女性に置き換え描いてみせた革新的な映画なのかもしれない。砂浜を散歩中に穴を掘り続けてハーモニカを探す奇妙なおっさんとの謎の会話。ガソリンスタンド店員の高橋ひとみ。黒光りしてるDV野郎に清水健太郎。病的な浪費家の女性を描いたドラマとして『トニー滝谷』(傑作)との二本立て希望。

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