ロバート・ワイズ作品なので鑑賞。

素行不良、反社会的交友関係等、問題が多い女性主人公。

見せしめや司法取引等の背景から、いわれない殺人罪の濡れ衣を着せられ死刑を言い渡される女主人公の実話をモトにしたストーリー。

……色々突っ込み処は有るけど、当時なりの司法制度や歴史的風習など詳しく無いので何とも言えませんが、その時代としては社会的見地からも斬新な作品だったのでしょうね～。

正直、個人的にはあまり響かなかったかな…(^_^;

まぁ、ラストの執行シークエンスは印象的ではありました。

うわ...これは思ってたより強烈。
胸糞悪いし怖い映画やった💦

まず思い浮かぶのは
ヘイワードの演技とジャズ🤤
さすがの演技でのめり込んでしまう。
あとジャズがめちゃくちゃかっこいい。

これ実話なのか〜...。
死刑宣告された時のシーンと
子供と遊ぶシーンが印象的でした。
あとジャズと。笑

1958年 🇺🇸映画 モノクロ作品。



第31回アカデミー賞
最優秀主演女優賞(スーザン・ヘイワード)
受賞。

TSUTAYA発掘良品にて
ず〜っと観たかった作品。
ついに初DVD化(再DVD化？)。

実在の死刑囚バーバラ・グレアムの激動の半生を映画化。

名匠ロバート・ワイズ監督の無駄がない演出が見事！
本作の後に「ウエストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」を手掛ける。

ある日 カリフォルニア州で老婦人が殺される。
その後 2人の男が逮捕され 一緒に居たバーバラも共犯の疑いで連行される。
彼女に前科があった事から警察はバーバラを犯人と決めつける。
事件の夜 彼女にはアリバイがあるのだが証明できる人物がおらず、八方塞がりのまま公判を迎えることになる・・・

みなさん がこの世で一番怖い物は何ですか？

こんなご時世なので「コロナ」「感染」と答える方も多いでしょう。
私がこの世で一番怖いもの。

それは「冤罪」です！

人が人を誤って裁き 死に追いやる。
こんな恐ろしいこと 他に無いと思う。

本作でアカデミー主演女優賞を受賞したスーザン・ヘイワードは 逮捕前はどうしようもないアバズレ！ 収監されてからは冤罪に苦しみもがくバーバラを迫真の演技で演じている。

口が悪く終始毒舌を吐き、周囲の人達をイライラさせる。
しかし子供の前では母親の顔を見せ 我が子を熱く抱く。
無罪を晴らすために必死に繕うバーバラ。

この役、難しかっただろうなぁ 演じるの。

冤罪を描いている映画は数多くあるが、本作も引けを取らない名作です！


TSUTAYA JR板橋駅前店にてレンタル
😷コロナパンデミック中に鑑賞😷