冷血の作品情報・感想・評価

「冷血」に投稿された感想・評価

ryo

ryoの感想・評価

3.5
“動機の認められぬ殺人”
事件が起きる半年前の研究者のレポート。
そこに書かれた犯罪者の大きな特徴だったり
犯罪学者がいうところの”相乗作用の犯罪”。
ふたりが融合した第三の人格が犯した犯罪
であるとか…ほんとのとこどうなんだろ。
2人組のひとりペリーの心情を追ってくと
とても興味深い事件だなって思った。

1959年カンザス州で実際にあった
裕福な一家4人を襲った強盗殺人事件。。
実在の凶悪事件を取材を元にノベライズしたカーポティの小説の映画化作品。刑務所帰りの青年2人が、見ず知らずの豪農一家4人を殺害し、逃亡を続ける犯罪ロードムービー。モノクロ。主犯の2人の無軌道な「宝探し」の旅と、理由なき殺人に困惑する警察の動きを平行させて展開する。大胆な構成、トリッキーな編集、犯罪心理を暗闇の中に映し出す撮影、スモーキーな音楽が調和した力作。ラストは予期していてもおぞましさに圧倒される。
2018.10.28 DVD(字幕)
まりも

まりもの感想・評価

3.6
映画「カポーティ」から。


タンブルウィードがコロコロと。

心臓の音のようなメロディ。

最後まで、ガム噛んでるのが気になった。
衝撃のエンディング。何が起こるか判っていても最後の切って落とすような幕切れに鳥肌が立つ。現代の脊髄反射的な犯罪ものを見慣れた人にはまだるこしいだろうが、考え尽くされたワンシーンを味わって欲しい。浮き草のように寄る辺ない自我の行き着く果て。ある意味ホラーより怖い。
1959年、カンザス州で一家を惨殺した犯人二人への取材から生まれたトルーマン・カポーティの小説の映画化。

「カポーティ」を鑑賞前の予習。

モノクロ映像が冷たい空気感を増幅させ、実在の事件ということで肌にまとわりつくような恐怖が全編を包み込んでいる。ラストを迎えても、救われない空虚感がある。

クインシー・ジョーンズのジャズが、事件の重大さを表すのに効果的に感じられた。
サントラが欲しいな…。
ヒロ

ヒロの感想・評価

4.4
「冷血」ってタイトルだから
「ノーカントリー」みたいな殺人鬼の話かと思ったけど違った

二人のチンピラの行きずりの強盗殺人
二人は無計画で関係も不安定だから
犯行前から一触即発のような空気になったりして
緊張感がずっとある

空想みたいな穴だらけの犯行計画が馬鹿馬鹿しくなり
一度は犯行を踏み止まるが、結局強盗殺人を犯す
その時のことを振り返って主犯が自供した言葉
「小説と同じで先を知りたくなった。結末をね」
このセリフが凄くいいなと思った
もう悪いことしか起こらないのに止められない場面
好奇心に負けてしまうことって多くの人が経験することだと思う
ここで犯人へ共感してしまった
LEONkei

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3.8
血も涙もない冷酷無比な人間とは…

それは人間の姿をした悪魔か怪物かと思ってしまうのは簡単だが、その正体はやはり我々と同じで人間なのだ。

しかし人間が悪魔へ変貌する理由が必ずある。

カンザスの農場を営む平和な家庭をその悪魔は、一夜にして何のためらいもなく自らの小さな欲求の為に一家を惨殺する。

単なる事件もので終わらせないのがカポーティ(原作)なのか、人間が人間を殺める行為は善と悪の境界線を綱渡りのようにココロが揺れ動く。

闇を抱え苦悩する青年を演じる個性派俳優〝ロバート・ブレイク〟の怪演は素晴らしい。

クインシー・ジョーンズのジャズ調の音楽が物語に抑揚感を高め、追われる犯人はロードムービーでも見ているかのよう。

犯罪行為に対しては1ミリも同情の余地はないが、生と死・善と悪のジレンマは現代でも解決できず結末は考えさせられる..★,
タニー

タニーの感想・評価

4.0
やった事はダメな事だけど、ペリーの人物が切ない。
そう思わせる映像だった。
処刑前の窓に映る雨跡が顔に映って涙に見えたり、処刑の時の心臓の音、逃げてる途中の子供と一緒に空ビン集める場面、小さい頃のトラウマ。

相方は、ほんとダメ人間。
K

Kの感想・評価

3.3
先日「カポーティ」を観たことをきっかけに。観る順番的には逆だと思ったけれど正解だったかも知れない。
死刑で終わるところが後に残る何かがあって良かった。
aya

ayaの感想・評価

3.5
見応えあった。
がっつり映画観たい日に観る映画。
何日もかけて観てしまったので後悔。
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