冷血の作品情報・感想・評価

「冷血」に投稿された感想・評価

神奈川県座間市の事件が明るみに出る少し前に観ていた作品。
急にレビューを書く気がなくなってしまい、記録程度に書き直しました。

1959年にカンザス州で実際に起きた一家四人惨殺事件を描く本作はトルーマン・カポーティのノンフィクションノベルが原作。

事実をベースにしたサスペンス映画はどこまで許されるのか。

編集と音楽が良い。
切れのある編集はピーター・ツィンナー。
『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザーPARTⅡ』『ディア・ハンター』などを手掛けている。
惨殺現場での犯行を血を見せずにスリリングに観せてくる。
音楽はクインシー・ジョーンズ。
大袈裟に走らずしかし不穏な雰囲気を充分に醸した音楽は出色。
いとそ

いとその感想・評価

3.6
元祖ニュージャーナリズムなんだよなあ。いつかこういう世界にも飛び込みたい。絞首刑を待つペリーの顔に窓の外の雨が映えて涙みたいに見えるの、すごい

ペリーの生い立ちはフラッシュバックという形でうまく落とし込んでいた。が、原作の裏テーマでもある「家族」は明らかに薄れている。むしろその方が余計「冷血」に思えるという効果をあげているように思うのだけれど
Johnson

Johnsonの感想・評価

3.6
前半退屈だったんだけど、後半から面白くなっていって夢中になっていた。名作かと思って借りてみると意外とマイナーな映画だったことには驚いた。
iTunes
こいつらの人殺しってのが本当に無計画で無感動で無意味でね、誰も得しちゃいないが、ヒッチハイクの少年と拾い集めたビール瓶だけは宝石みたいにキラキラと輝いてたわ。撮影はコンラッド・L・ホール。
邦題『冷血』がいいね。
1967年に『007は二度死ぬ』でダラダラしてる年なのに、『卒業』と『冷血』は進んでた演出。
顔面プロジェクションマッピング
カポーティのノンフィクション小説の映画版。
加害者の二人は非常に凶悪なのだが、その二人の行動にクローズアップするとそれほどの極悪な心理は見えてこない。
死刑になって当然なのだが、最後の処刑のシーンは情に流される。犯罪者心理とはそういうものなのだろう。
小説の方は読んでないが、これを観てしまうと重くて辛くて読む気がしない。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0
2008/3/6鑑賞(鑑賞メーターより転載)
フィリップ・シーモア・ホフマン主演の「カポーティ」と併せて観ると、より背景がよくわかり見入れる。
生活

生活の感想・評価

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原作はトルーマン・カポーティ。カポーティはこの小説で「ノンフィクションノベル」というジャンルを開拓した。彼は実際に起こった殺人事件を取材し、犯人と手紙のやり取りも行い、死刑執行の場にも立ち会って、小説の完成までに6年の歳月を費やしたという。
殺人事件を至近距離で目の当たりにしてしまったような気持ちになる映画。明確な話の筋や殺しの動機はないが、現実にある生や死ってそういうものだしなと納得してしまった。
「衝撃の事実!」みたいな感じで終盤に事件の経緯が明かされるんだけど、正直そのインパクトが伝わってこず…。やや肩透かしだった。
ででん

ででんの感想・評価

4.0
トムフォードのノクターナルアニマルズインスピレーションということで鑑賞
不思議な雰囲気 不思議な関係のふたり
映像がめちゃめちゃかっこいい……
呆気なさがイイ 好きな終わり方トップツーに入るかも(もう1つは "明日に向かって撃て")

好きなシーン:
・雨の窓際のシーン
・車の中のトラウマ

度々挟まれる主人公の、白昼夢的なトラウマが悲壮感に拍車をかける
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