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圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録

『圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録』に投稿された感想・評価

2.5
早口で繰り広げられる侃侃諤諤の議論の切実さと空虚さ、クドい顔のオンパレードをクローズアップで捉える濃厚さ、採光で白飛びしたホール内のショットのはかなさ、すべてがエモい。拡声器をほとんど聞きとれない演説のディスコミュニケーションっぷりも泣ける。自治会幹部の紅一点であるタカ派の女の子が萌え。「大学当局は自治会費を一方的に凍結。各サークルには予算と引き換えに会員名簿の提出を強要し、資金ストップの脅しを背景に学内を不気味に正常化していった……」というナレーションの圧倒的な押井守感に震える。完全にCV千葉繁。
堊
3.0
「手銭富夫」って本名かよ。フレアが普通にエモい。「闘争とは何か?」の問いが個人の「一度はじめたことをやめてしまうのか」にすり替わって先鋭化していくのがのちの全共闘っぽい。真崎守の『共犯幻想』ってこの世界観なのね。ポスターを見ると青春映画っぽく見える廊下に立つナオンと蟹江敬三ライクな学生とのショットは普通に叱責してるだけっぽい。ゆっきーさんも書いてる夜の横並びショットまじでキメすぎ。【演出小川紳介】。
シネヌーヴォ小川紳介特集二本目。
撮影は大津幸四郎。

小川さんの目は群馬の「田舎」に。
戦後、群馬県の公立大学は前橋の群馬大学に統合されたんで高崎市が自前で市立大学を作ったのが57年といことで、60年代半ばのこの闘争は若い学校の若い学生が、「横暴な市長」(前橋に対抗したがんばってオラが町の学校を作ったんだからそれなりの自負もあったでしょう)と対峙するっていう形。

この頃の小川さんはまだまだカメラの「こちら側」の人で、被写体を「撮る」ことに必死ではあるけれど、被写体と「同化」はしていない。

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