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女刑務所・白昼の暴動
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『女刑務所・白昼の暴動』に投稿された感想・評価

ジョナサン・デミって、ここまで横移動撮影を多用していただろうか。フェリーニを思わせる奇妙な夢がぎこちなく挟まれていたりするのも、こういったのを撮ってしまうのかと、何でも試したくなる、それは若さか。
女囚モノながらキャットファイトは少なく、性的搾取としてのエロスより、むしろ抑圧された女性たち、すなわち弱者の連帯と共闘に目が向けられている点は確かにデミの「映画」だと思う。
エロと暴力しかないはずの大衆のゲスな娯楽を、限りない人間愛(どのような人物も平等に愛せるデミ)とわざわざジョン・ケイルに劇伴を頼むその音楽への深い理解度で別次元のコーマン映画に形を変えている。
女囚たちの定番のくだり以上に興味深く見たのは、冒頭のモーテルでのいい加減な撃ち合い、二組の銀行強盗グループが鉢合わせしてしまうおかしな中盤、そしてラストの銃撃戦。車椅子の看守という変テコな役柄をバーバラ・スティールに演じさせている心意気に+0.5。
Tatsu
-
移動撮影や構図、逆光撮影やパンが、デミ映画、というよりタク・フジモトらしい。音楽もジョン・ケイルで、コーマンプロデュースでありながら、リッチな技術の集積。デビュー作の手際ではない。フェミニズム作家としてのジョナサン・デミという視点も改めて重要とも思う。
TaiRa
-
ジョナサン・デミのデビュー作。ロジャー・コーマン製作(ノンクレジット)の女囚映画の一つだけど、撮影はこの時からタク・フジモトだし音楽はジョン・ケイルだし、座組は豪華。編集も良かった。

デミのスタイルはこの時点で割と確立してる。人物を真正面から撮る会話シーンや、コミカルなシーンとバイオレンスを両立させる感じとか。もちろん音楽の使い方も上手く、ケイルの劇伴も素晴らしい。サスペンスの作り方も丁寧だし、キャラ立ちのした人物たちの捌き方も上手い。とてもデビュー作とは思えないまとまり方。悪夢シーンでの不条理感みたいなのはその後あんまりやらないかも。キモい男の演出はいつも上手い。女性刑務所長の造形が中々ないタイプで面白い。ニューシネマ時期の映画ながら女囚たちの完全勝利で終わる抜けの良さが最高。

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