豹/ジャガーの作品情報・感想・評価・動画配信

「豹/ジャガー」に投稿された感想・評価

さっ

さっの感想・評価

4.5
『夕陽のギャングたち』より前。楽しいコルブッチ。フランコ・ネロとトニー・ムサンテのひたすら現金な関係が快い。他人の歯とか足の裏とかフランコ・ネロはやたらあちこちでマッチ擦るのが可笑しい。たらいの底に銃で穴開けてシャワー浴びるのも好き。敵役ジャック・パランスの敬虔さとかも良い。20世紀なので19世紀の『続荒野の用心棒』より機関銃の迫力が増してる。皆殺しも空爆も!
とにかく””最初のシーン””が激アツ。
おっちょこちょいで間抜けだが同志たちと革命の夢に燃える男と、金が第一・自分以外の人間は信用しない頭も腕も良い男。対照的な2人が織りなす「男ふたり」映画として最高。細かいところは覚えてないが本当によかった。
青春映画みたいな西部劇。

原題のIl mercenario / The Mercenaryは「報酬目当て」「現金な奴」みたいなことか。カッコいいな。

原題の通り、思想を持たずただ金をくれる奴のために戦うフランコ・ネロが、革命の意味もよく分からないまま革命軍を名乗り政府軍に占領されたメキシコの町々を解放しようとする男、パコと行動を共にし、戦争アドバイザーみたいなことをする話。

最後まで、あくまで金をもらうためにやってるだけだと言ってるけど、腹の底ではパコに惚れているフランコ・ネロ。
パコもまたアドバイザーとして雇っているだけで用済みになったらいつでも切り捨てるというような素振りを見せながら腹の底ではフランコ・ネロのことが大好き。
でも決してバディにはならない。ドライな関係がカッコいい。

だからもうこれはもはや青春映画。革命は青春。夢を追いかける男と、金がポリシーの男のブロマンス。

【一番好きなシーン】
死者の日のシーン。
一風変わったバディムービーで面白かった。

コメディ要素も多く、マシンガンぶっ放す時の快楽が続荒野の用心棒よりもあった気がする

闘技場での決闘シーンも見せ場たっぷりで面白い

マカロニウエスタンの特徴でもあるそうだが、あくまで金のために動くアウトローの主人公がルパンとかにも通ずるような

この時代はアウトローな主人公が支持されていたんだなぁと思う
佐々木

佐々木の感想・評価

3.8
タイトルがよくわからないけど痛快なバディ物。どんだけ脱線しても戻ってくるのが凄いよな。大概の映画戻って来ないもんな。ヒロインがまた良い女で効いてる。これ若い時見たら相当来ると思う。2020.8.30文芸坐
Ta

Taの感想・評価

3.7
マシンガンが出てきただけで爆笑できる
なんだか相変わらず極彩色の色使いで、すげぇ音。祭りのシーンなんかフェリーニばりのの騒々しさ
パコの奴は飛び抜けてポンコツなんだが、今までよく生きてこれたな…
後半まあまあしんどくなってきたら唐突に畳み掛ける目まぐるしい展開。飽きそうだったから助かった。

・ワンスアポンアタイムハリウッド のデカプリオって完全に豹のフランコネロだな…

・マシンガン、荒野の全裸のおっさんって、ブレイキングバッドてもしかしてインスパイアされてる??
Nire

Nireの感想・評価

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▼8/30/20鑑賞
【特別上映(没後30年 セルジオ・コルブッチ 魂のマカロニ・ウエスタン3本立て)(BD)、日本語字幕】
はぎ

はぎの感想・評価

3.7
全体的にゆるい
フランコネロがパコとヒロインに罪状読み上げられてるシーンがかわいい
カーリーとかいう序盤からの敵役、忘れてたかのように所々に顔だけインサートされてて、そんなに深い因縁もないのにライバルポジションにされてんのかわいそうだった
西部劇の中だと荒くれる運命に抗えない哀しき立ち位置に置かれることの多い女性キャラクター(今作ではコロンバ)が自分の意思で動く人物だったのが印象的だった。見栄えを良くするだけの存在ではなく物語の展開を左右させる重要な役割、視点に置かれていたと思う。
機関銃を笑顔でぶっ放す2人が愛おしかった。
dadako

dadakoの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

原題Il mercenario(伊) 外国人傭兵
ポラックpolacco(伊) ポーランド人
カーリーricccolo(伊) 巻き毛、カール
コルンバcolumba(西) 鳩

やっぱりどこから出てきた豹(笑)

最後のくだり。
sogni ad occhi aperti「目を開けたまま夢を見る」はイタリア語の成句で、「白昼夢、空想、ぼんやりする」みたいな意味。
「夢を見てろ、見続けてろ、でも白昼夢だ」て感じなのかな。
はなむけのアドバイスというよりは、「その葡萄は酸っぱいぞ」のほうがニュアンスは近い? イタリア人に聞いてみたい。
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