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人生の幻影
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『人生の幻影』に投稿された感想・評価

シュミットによるサークへのインタビュー。曰くハッピーエンドとは悲劇の曲解であり、閉じられ完結した円環の中で死からひたすら逃げ続け「There's Always Tomorrow」(「明日は必ず来る」は彼の映画タイトルでもある)と楽観性を引き伸ばしていく幼なさこそアメリカ的だとのこと。
幼年時代に目にした芸術品という原体験から彼は映画を円環構造と捉えつつ、しかし物理的な"円"イメージはモチーフではなく演じられる運動として定着していったように思う。

舞台演出家としてのプライドがダイアローグやフレームインフレーム(枠)を導入させているように感じて興味深かった。季刊リュミエールちゃんと買います…。
Kuuta
3.7
ダニエルシュミットによる晩年のサークのインタビュー集。ドライな映画観の一端がわかる。

・例えば、治療をしなければ治らないと医者に言われていた男が自然回復した時、それは男にとってハッピーエンドと言えるのか。起きることは起きる、受け止める人の思考が問題だ。
→ハッピーエンドとは何か問うシュミット。のっけからサークの映画の本質を突いている。

・円形のイメージが作品に多く登場する。円形は完全であり、これ以上変化できない。円形は悲劇性を内包する。ハッピーエンドは映画を円形にし、登場人物は外に逃げられなくなる。出口があるなんて幻想に過ぎない。むかし美術館で、死者が歩き回る姿を描いたアッシリアのレリーフを見た影響が大きい。

・アメリカ人の楽天主義。明日がある、明日は良くなるとしか言わない。アメリカは欧州と違って歴史を持たない。成長しない。子供の精神のまま大きくなる(ボロクソ言うとる)

・アメリカンドリームに長く憧れていた。「アコードファイナル」(ノンクレジット作品)はその現れ。

・ドイツ時代最後の映画となった「南の誘惑」のラストシーン、かつての楽園に船の上から手を振るのは、ドイツとの別れでもあるby妻ヒルデ

・「パリのスキャンダル」の会話劇は自分のベスト。脚本家が素晴らしかった

・セットにこだわりはないが、鏡だけは必要だと、半分ジョークのように言われていた。カメラ位置と照明の調整ができることをとにかく望んでいた。カメラ位置を決め、役者と衣装を確認する。それ以外にはあまり興味がなかった。

・演劇のように画面に奥行きを作りたい。そのためにフレーミングにこだわる。フレーミングがない画面にイライラする。
→演劇と映画の違いを奥行きに見ていた、というのは面白い話だと思う

・テーブルの上の反射には緊張がある。そこでチェスが始まれば反射も含めて2倍の物語が始まる。映画にしかできないことだ

・モラルがあるキャラは主人公になりにくい。アメリカ人のことは知らなかったので文学を読んだ。
muscle
-
「ハッピーエンドとはなんですか?」からはじまるの凄すぎる。同じ質問をファスビンダーもしていたらしい。学校で教えていたダグラスサークの教え子としてファスビンダーがいて、ダグラスサーク監督主演ファスビンダーの短編すらあるらしい。というかその流れの今作らしい。ニコラスレイ門下のヴェンダース、ジャームッシュみたいなアメリカ映画の非嫡出子って感じでアガる。1936年のクリスマスにドイツを脱出したダグラスサーク。37年の『南の誘惑』は公開にすら立ち会えてない。というか『サークオンサーク』を読めてないからこの辺りの話は全部新鮮だった。

本作はダグラスサークdvdboxの特典にさらっとついてる。でもドイツ語で喋ってるサークの英語字幕がなぜか全然省略されてるので全部ちゃんと見れたとは言いにくいけれど…。ゲーテをさらさら全文引用するダグラスサーク。「人間は複雑性に耐えられない」。「今ここが撮影所だとして撮影開始するとしたらどうする?」みたいなやる気満々すぎるダグラスサークに老人被写体としての魅力をダニエル・シュミットが(というかベルタが?)感じているような……。

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ことの次第

上映日:

1983年11月

製作国:

上映時間:

127分

ジャンル:

3.6

あらすじ

ポルトガルの海岸に建つホテルに宿泊している映画撮影チーム。彼らはSF映画『ザ・サヴァイバー』のリメイクを制作中だったが、途中で資金が底をついてしまう。ロスに飛んだプロデューサーは一向に戻ら…

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