様々な洋画を下地にしたヒップホップのサンプリングのような邦画コンプレックスの一歩先。当時からしたら邦画の精一杯のCGの粗さに少し興が冷めるもラストのジャンボジェット機の変形シーンの高揚感は中々(ここは予告編の見せ方が良い)。レニー・グラヴィッツが主題歌担当で着飾ったオタクが渋谷を歩くようなむず痒さも含め、当時の邦画としての意識に対して常に心の隅に留めておける力はあっと思う。そして何より鈴木杏。彼女の漫画を含めたファンタジーから飛び出てきたような質感のキャラクター性は思い出深いし、当時「六番目の小夜子」で栗山千明と共演していたことを思い出し、まった心に来るものがあった。

2016-08-28記。
SFとしては素晴らしいけど、映画としては観客が限定されるため、大ヒットは難しい。
たぶん山崎監督はそう考え、このあと万人ウケする『ALWAYS三丁目の夕日』に転んだんじゃないかな。
SFファンとしては残念。

アルデンテ食べたい。
それは茹で方。
おまえ、わざと言ってるだろ。
ミリがめっちゃにらんでくるけど全然怖くない。
過去に行った自分とミヤモトを救いに来るのアツい。
過去に来た自分に対して「頑張れよ」って声かけるのアツい、クレヨンしんちゃん雲黒斎の野望で過去から返ってきた時に、過去へ出発する野原一家を見送るところを思い出したな。
ダグラ星人。
最初の一匹を抹殺しに来た。
ミリが知る宇宙人と違う。
宇宙人がドローン爆弾を使用している。
人間は嘘をつく生き物さ。
都合の悪い事実は隠す。
何が真実を見極める必要がある。
運命を変えられるのか。
未来を変えることができるのはミリだけだ。
体感時間を20倍にすることができる装置。
この装置が男心をくすぐる。
フラッシュやクイックシルバーはロマンだよな。
頭を吹っ飛ばす爆弾を首に設置。
本当のことを話している目だ、この仕事をしているからわかる。
完全に騙されるミリ、迂闊な。
でもカワイイ。
泣きながらスパゲティを食べるミリ。
美味しいって食べてくれたり、泣きながら料理食べてくれたらそれはもうかわいがるよな。
山を爆発させるほどの力を秘めた宇宙船。
これこそがパワー。
溝口がいかれてたな。
胸元にあるプレートに命を救われるミリ。
絶対助けに来るよ。
水上プラントでの最終決戦。
相棒。
誰が相棒だ。
溝口は仇。
子供時代の相棒の臓器を売られた。
レザーのロングコートの良さ。
落ちてたから拾っただけだよって可愛いなおい。
おばあちゃんの演技力が段違い。
帰りたいと地球人の声帯を操作して助けを求めている。
神戸が撮影場所で嬉しくなったな。
見たことがあるようなあのムカつく高速道路の下道をバイクで走ってて上がる。
いつの間にかヘリに乗っている溝口。
北京語。
謀反。
宇宙船の操作方法もわからんのにボス殺してしまってやばすぎ。
透明になっていく体。
未来に帰ってしまうのか。
未来は変わったみたいで良かった。