1951年 松竹太秦 モノクロ 98分 スタンダード
*ホワイトノイズあれど他の状態は中程度
バンツマ/稲垣と言えば、『無法松の一生』(1943年)を思い浮かべるが、1938年の『闇の影法師』以来…
前年、東宝名作「佐々木小次郎」で高々に戦後時代劇の雄叫びを上げた稲垣浩監督が、今度は松竹京都で、家老を殴り脱藩した浪人三國蓮太郎を上意討ちの命を受けた藩士阪東妻三郎が身代わりとなり、藩から差し向けた…
>>続きを読む70年以上前の時代劇だけど、普遍的なこじらせラブストーリーだった。
阪妻の階段での殺陣が見どころ。しかしそれよりも繊細な演技にため息が出た。
田中絹代演じるお雪へ想いを打ち明けるシーンは全身がムズ…
新人の三国連太郎と、田中絹代は、幼なじみ。
三国連太郎は、脱藩して、刺客に、追われ、実家のある、街で田中絹代と再開。
そこに刺客の阪東妻三郎が来て、宿に泊まり、田中絹代と木暮実千代と出会う。
阪東妻…