家族でホテル経営するストーリーで朝ドラの純と愛を思い出させるくらいに唐突すぎる不幸な展開が多発して、想像していた感じと違って、訳が分からなかった。ジョディ・フォスターが出演している以外特に見所がなかった。

前に映画館で観て、そんなに面白くないけど
ナスターシャキンスキーもジョディフォスターも大好きなので、久しぶりにDVDで鑑賞。
原作ジョンアーヴィング。
大家族でホテルニューハンプシャーを経営するお話。
アメフト部のロブロウが凛々しい。
ボクシングの練習シーンも。
チアリーダー部のジョディフォスターが姉役。
敵役はマシューモディーン。
ハロウィンに事件が起こり、
ジョディの、昨日までの私が欲しいというセリフがぐっときます。
サーカスの熊も名演技。
家族はウィーンへ移り、
ウィンナーホテルニューハンプシャーを経営。
ナスターシャキンスキーは、
熊の着ぐるみを着て心を閉ざす役。
展開が謎すぎて、ついていけないけど、
ロブロウ、ジョディ、ナスターシャがいるからOK。
ゲイ、レズビアン、近親相姦も出てくる。
監督のトニーリチャードソンは
ヴァネッサレッドグレイヴと結婚。
ジャンヌモローと浮気して離婚。
バイセクシャルでエイズで死去。だそうです。

クマのナスターシャと、
ちょっとぽっちゃりジョディ。
https://mobile.twitter.com/bisenco/status/789372695339085824?lang=ca

なぜぽっちゃりか知らなかったけど、
しばらく女優をやめていて、復帰作なんですね。
やめた理由が、ジョディのストーカー、ジョンヒンクリーによるレーガン大統領暗殺未遂事件。
タクシードライバー🎬を真似したそうです。
精神病でストーカーのヒンクリーは、
1980年にジョンレノンがマークチャップマンに射殺されると、
追悼集会に参加し、その後同じ銃を購入。
1981年、レーガン大統領に発砲し、胸部に命中。
精神病でも銃が買えてしまうのが問題です。

ホテルニューハンプシャーとは？


ストーリー
1939年。ハーバード大学入学を目指す青年ウィンは、メイン州のホテルでのアルバイト中に同郷のメアリーと恋に落ち、やがて自らホテルを経営したいと夢見る。結婚後５人の父親になり高校で教師をしていたウィンは、ついにホテル経営へ乗り出そうと決意するが。


主演　ジョディ・フォスター


3つのホテル・ニューハンプシャーを舞台に、ベリー一家の不思議な体験を描く。


なんでも"アリ"がここまで退屈だなんて…。
ごちゃごちゃしすぎて意味不明。
人間の欲望を正直に描き出すが、この映画の中だとまるで"御伽話"
それが気持ち悪い。

"人の死"を嘆くものではないのかもしれないが、この作品に蔓延する"死"は到底理解できるものではない。でも、時代背景は第二次世界大戦前夜。

「女は我慢し、ゲイは黙れ」と言ってる一昔前の精神論みたいで全然好きじゃない。
抑圧された人々は手短に簡潔に描く癖に、何の取り柄もない白人男性なだけの次男視点から描く事に怒りすら覚えた。
その答えが「人間は結局SEXだよ！」みたいな、描き方に欠伸が出た。

まだ前編は見れた。
ホテルニューハンプシャーが設立されるまでの過程は家族愛が普遍的に見えたからだ。
しかし後編のウィーン編では、家族の愛が歪みに歪み、親と子が機能していない、もはや無法地帯で感動も何もない。
そして、ラストの物語的な都合の良さが嫌いすぎる。

マシューモディーン見たさに鑑賞したが「いい意味で美味しい」役ではあるが、ちょっと違った。
原作があるらしいが読むことはない。
中身が酷くてある意味、視覚的にこの作品を覚えている可能性は高い。