団鬼六 妖艶能面地獄の作品情報・感想・評価

団鬼六 妖艶能面地獄1988年製作の映画)

製作国:

上映時間:61分

2.7

『団鬼六 妖艶能面地獄』に投稿された感想・評価

決定的瞬間は多々あれど話が間延びし過ぎ&引きの絵多すぎで全体的に退屈。ロマンポルノ最終盤作品にしては寂しすぎる。ラストショットこそ加藤文彦の本領発揮だと思う。

にっかつが末期に来て男優さんも顔馴染みでなくなってくると、なんとなくうら寂しい気持ちがするうえに、田舎を舞台にしているから侘しい。
引きが多く、何をしようとしているのかいまいちわからない。でも満開の…

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怪奇映画。心霊映画。
これだけ上から下へを意識させておきながら、落下に重力が全く感じられないのはいただけない。

これほんとなんともいえない微妙さ。脚本がいまいちなのか演出がいまいちなのか、役者もいまひとつ魅力を感じられない、さまざまないまひとつ要素の融合。でもセットはものすごく気合いが入っているし映像も美しい…

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にっかつ提供にっかつ撮影所製作。地方の令嬢が家に帰ったら団鬼六な世界に。耽美的なシーンを撮りたいんで引きの画ばっかりで退屈。脚本の掛札昌裕は、東映カラテ映画や日活ロマポルノと量産してた人。

ロマンポルノ最終年の作品。八つ墓村的なおどろおどろしさ。桜の映像多めな中、真上から撮ってみたり、ちょっと下の方から撮ってみたり、撮影に工夫を凝らしてる風なのに構図や引きのバランスが常にちょっとずつお…

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因習と血の田舎ホラーテイスト。桜に吊るされた女性の股から赤ん坊が産まれ落ちる冒頭と頭に突き刺さる手斧とカミナリで黒焦げになるショックシーンくらい。濡れ場も引きの画ばっかりで誰が誰だがよく分からないし…

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てぃだ

てぃだの感想・評価

3.0

「桜の花が嫌いな人」ってのは(日本人なら特に)そんなにいないと思うんだけど、桜に因縁のある方々と能の世界がなかなか雰囲気抜群で楽しめる。OPあたりの縄で吊られたまま子供を産み下ろしちゃう女の人にはギ…

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csm

csmの感想・評価

3.0
ちょっとキメすぎたかーとは思うけど吊られた先生がジャーって来るところは良かった。

生まれ故郷の村落に戻ってきた女子高生(柏木よしみ)が、家族の放蕩を垣間見ながら、自身の出生の秘密に触れていく。無垢な少女が大人の泥沼に足を踏み入れていく系統の、日活ロマンポルノ。団鬼六原作。ロマンポ…

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