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ゾンビの秘宝
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目次

『ゾンビの秘宝』に投稿された感想・評価

3.6
「死」の侵食!

11月はゾンビ⑫

「大学の単位より財宝だろ!」と地図を頼りに砂漠のオアシスにやってきた若者グループに、財宝の守り神・ナチスゾンビたちが襲いかかる「秘宝」の争奪戦。わけわからんお話なのに、カリオストロの銭形警部ばりに上手いこと言って強引に締めようとする力技に感服!!

英題は『OASIS OF THE ZOMBIES』。当然舞台は砂漠のオアシスになるのだけど、少し草木(なんか枯れてるような…)が密集してる程度のところがオアシスというらしい…さすがのジェスフランコ!同じくジェスフランコが脚本を担当した前年の『ナチスゾンビ』と同様に、本作でもナチスがゾンビとして登場するのだけど、戦時中の長めの回想シーンがあったり火が弱点だったりと共通点が多い。

ただ単に顔が緑色だった『ナチスゾンビ』と違い、『サンゲリア』の腐乱死体のようなビジュアルのゾンビたちがワラワラと地中から這い出てくる様は圧巻!顔面にはミミズが這い、片目だけが破損した者や逆に片目以外の皮膚が全て剥がれ落ち骸骨化した者等、腐りきった死体がそのまま地上を歩く強烈な印象を与えるクライマックスが素晴らしい。

予算がないためか『サンゲリア』とは違ってグロゴアにそれほど見どころはないのだけど、「死」が舞い戻ることに絶大な説得力を与える異界としての空間構築が非常に上手い。『ホワイトゾンビ』も『私はゾンビと歩いた!』も異国への恐怖を反映した作品で、『サンゲリア』はそれを島に求め、本作はアフリカの砂漠に求めている。

砂漠という「死」の空間に周囲を囲まれた少しの「生」としてのオアシスは、それだけで異様さを醸し出す舞台として申し分なく、BGMのない中で、どこからともなく聞こえて来る正体不明の規則正しい不気味な音、風が吹き荒び唸る音、砂漠の砂が生き物のように地表を滑る光景等、空間そのものに自分たちが拒絶されているような感覚を徹底的に植え付けてくる。

まるで異文化の中枢に放り込まれたかのような逃げ場のない四面楚歌を砂漠の中のオアシスが体現し、赤い夕暮れ、青い夕闇をバックに砂漠の丘から浮かび上がってくるゾンビたちが影のまま迫り来る様は、「死」そのものが空間ごと自分たちの首の皮一枚の領域を蝕んでいくような恐怖を植え付けてくる。

本作はコケおろして良いような大義名分みたいなのを獲得しちゃってるようで、どこ見ても酷評されてるけど、決まりきったレールを一切脇道に逸れずに突き進むだけの数多ある作品よりかは、本作のような歪さの魅力のある作品の方が私は好き。

これVHSで見たのだけど、普通にDVDが800円ちょいで売ってたってのが何よりガッカリ…😱無駄な出費しちゃった🤣
3.0
第2次世界大戦末期、ナチスは600万ドルの金塊を輸送中に全滅。戦後、財宝を求めてオアシスを訪れた若者達は、財宝を守るために蘇ったゾンビ達に襲われることになる…というストーリー。
スペインの鬼才、ジェス・フランコ監督が手掛けた脱力系ゾンビ映画です。
大学生のロバートは、アフリカにすむ父の死の知らせを受け、遺品である父の日記を読み、第二次大戦中に将校として北アフリカ戦線に配属された父が600万ドルに金塊を輸送するドイツ軍を襲撃し全滅させ、その金塊が未だにオアシスに眠っている事を知る。ロバートは友人を誘いアフリカに渡り、亡き母の父である族長から詳しい話を聞き、宝探しに発つが、そこでは財宝を守る生ける屍となったドイツ兵たちが待っていた、という内容です。
子供の頃にVHSで見たことがありますが、今回最近再販されたDVDで鑑賞。その前に出たDVDは画質最悪だったみたいですが、今回のはそんな事も無かったですね。
話は財宝が眠るオアシスを訪れた若者達が、そこで戦死した後も財宝を守るためにゾンビとなったナチスに襲われるという話ですが、まあ、突っ込まれたりボロカス言われるのもわかる出来の作品ではあります。まず、全体的にユルくて間延びしまくってます。冒頭、オアシスを訪れた若い女性二人がゾンビに襲われた後は、ロバートの父が金塊を探すナチスの元上官に殺されたりして、そこから父の死の知らせを受けた主人公ロバートが父の遺品の日記を読んで回想シーンに入りますが、この回想シーンが長い!中盤この回想シーンで埋まってるんじゃないですかね。ここで出てくるドイツ軍とロバートの父と部下たちの戦闘シーンがちょっと力入れて作られてるんですが、案の定別の戦争アクション映画からの流用と言うね。フランコのゾンビ映画に別の戦争アクション映画のシーンくっつけて完成させたそうで。フィルムの質感も違うし、ロバートの父も部下たちと行動せずにずっと一人で行動してるのもそのためですね。そこからもロバート達が観光気分で町をぶらついてる所また長々と映したりします。
また、共感できる登場人物がいないんですよね。主人公ロバートは父の死の知らせ聞いて落ち込んでたかと思ったら、日記読んで金塊の存在知ったらウキウキで学業放り出して友達誘ってアフリカへ向かいますし、ヒロインは言動まともな感じだけどほぼ空気みたいな存在感だし、道中で出会うダニケン教授の助手のエリカは唐突にロバートの友人と恋仲になって、オアシスで教授たちとゾンビに襲われて負傷してたのに、意識を取り戻した後は普通にロバート達と笑ってたり、テントでロバートの友人とセックスして教授の事聞かれても「どうでもいいわあんな奴」とか言っちゃったりどうかしてます。
登場するゾンビ達は金塊輸送中に戦死したナチスが死した後も金塊守るために蘇ってきたものですが、「サンゲリア」っぽい腐乱メイクをしたゾンビ達です。砂漠だからか乾燥した感じが出てるのも特徴ですかね。目の位置に小っちゃい点がつけられてるリアル「目がテン」状態のゾンビとか、目が飛び出しそうなゾンビ、顔が半分白骨化したゾンビ等面白い顔したゾンビが出てきます。顔半分白骨化ゾンビは顔のアップしか出てこないから顔しか作ってないんでしょうね。お食事シーンやゴア描写は完全に手抜きです。ゾンビ達が人襲うシーンも服ひん剥いた女の身体に纏わりついてペロペロしてるだけなのでなんか違うシーン見てるのかと思っちゃいます(笑)基本ノロノロ系だけど、飛びついてくるときは素早いですね。
フランコが得意とするエロ描写も非常に淡白な物になってます。
砂漠の向こうから並んで歩いてくるゾンビのシルエットは中々カッコいい画になってるんじゃないかと思います。終盤、迫りくるゾンビ相手にテントの周りにガソリンまいて、火炎瓶投げつけて戦うシーンはVHSで見た時は煙が凄くて画面真っ黒になってて何が起こってるか全然わからないままなんか仲間がドンドン死んで主人公達2人だけになった印象でしたが、今回のDVDではそこらへん分かり訳すなってました。分かった所でという感じもあるけど(笑)
ラストは本当に意味不明ですね。何で唐突にゾンビ達は消えちゃったのか。そして「自分自身を見つけた」じゃねーよ。何をいい話風に終わらせてんだ。
いや、ここまで監督のやる気のなさが如実に表れた映画というのも中々ないんじゃないでしょうか。本当にゾンビ映画に興味ないんでしょうね。「ナチスゾンビ」の現場からも失踪しちゃったみたいだし。
子供時代から久々に見てもダルさにあふれた脱力系ダメゾンビ映画ですが、こういうゆるゆるゾンビ映画からしか感じられないものもあると思うので、ゾンビ映画マニアなら見ておかないといけない作品なんじゃないでしょうか。
Cem
1.3
戦時中ドイツ軍が隠した大金を探しに皆で探検に行ったらナチスゾンビがいて襲われちゃいます

久々に汚いゾンビ見れて嬉しかった★
肌が爛れて、目玉飛び出したり目玉無かったりwいろんな汚いゾンビが見れます!
顔にミミズ?蛆虫?うにょうにょした虫くっつけて気持ち悪くて良かった!
褒めるのはここだけで、ゾンビが出る以外のシーンはどれもクソつまらないです

急に始まる気合の入った戦闘シーンは違和感しかなくて笑えますw
なにかの映画のシーンを繋いだだけと知り納得しましたw適当すぎる!

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