1950年、朝鮮戦争中に孤立したベンソン中尉(ロバート・ライアン)の小隊は、敗退し逃走中の大佐とモンタナ軍曹(アルド・レイ)と出会う。ベンソンとモンタナは対立しつつも大隊に合流すべく後退を続けたが、…
>>続きを読むアンソ二-・マン監督は西部劇のイメージが強いが、戦争映画でも力量発揮。舞台は朝鮮戦争であるが、韓国兵は出てこない。 敵は中国兵のようであるが、ラストの死闘は見応えがある。「コンバット」のヴィク・モロ…
>>続きを読む朝鮮戦線。敵に包囲された中、高地を目指す小部隊。
潜む敵兵、地雷原、爆撃を躱しながらの遅々とした進軍。
判断、決断、指示、命令…こんな重責を担う指揮官は出来そうもないし、やりたくない。なんて有りも…
終盤の距離感と高低差を活かした決戦がとにかく面白い、斜面をコロコロ転がってくる殺人手榴弾。眠れる獅子かと期待させる大佐が結局大した事なく呆気なく死ぬが、それによって上官(父)に死なれた部下と部下(息…
>>続きを読む「さーじぇん!」「てなんっ!」思惑は違えど、協力してきた二人が決死の覚悟で数に勝る敵陣に挑む。シブく、おっとこ臭い戦争映画。アルド・レイさん演じるモンタナのキャラクターが上手く描けていると思った。地…
>>続きを読む緊張感と自然に人物の心情変化と葛藤を見せるのがうまい。アンソニー・マンの緊張感を高める遠近感ある構図好き。中尉の最初から徹底して絶望を抱えながら進んでいくのが苦しい。大規模な撮影じゃないのにここまで…
>>続きを読む精神耗弱に陥った大佐や逃げ出して地雷を踏む兵士など男らしさの喪失が描かれるのは、『裸の拍車』も踏まえるとアンソニー・マンの一つの主題なのかもしれない。最終的には決死の戦闘を見せる兵士を称えるものにな…
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