突発的に撃ち抜かれる受話器と写真。周囲の情報がフレーム外に押しやられる時、つまり画面がアップショットへ切り替わった瞬間にこそ、予想だにしない危機は迫って来る。行けども行けども気が抜けない兵士たちの間…
>>続きを読む僅かな安堵と動揺が死を招く戦場で疲弊する兵士達を豊富且つ的確なカメラ位置で捉えている。駆け抜けることを強いられる砲撃と、緩やかな動作を強いられる地雷処理との凄まじい緩急。木漏れ日が差し込む静謐さを湛…
>>続きを読む朝鮮戦争。前線で孤立した小隊が、味方のいる高地まで後退する話。ただそれだけなのに、飽きない。スナイパーはいるし、地雷原はあるし、別の小隊の生き残りが合流したり。そいつが生意気だったりすると、上官もま…
>>続きを読む斜面をゴロゴロ転がる死体や手榴弾のクライマックス。
牧歌的な風景の中、いつ襲撃があるか分からない恐怖の地獄ロードムービー。ピリピリした空気が地雷原で文字通り爆発する。横移動のカメラ!
ロバート・ライ…
個人の事情や同郷の友といったバックボーンは戦場において何ら意味を成すことなく、全ては一発の銃弾の前に崩れ落ちていく。敢えて背後の人生に触れられず、兵士たちは命を落として始めて人格が過去形で語られる皮…
>>続きを読む朝鮮戦争映画って意外と珍しい
アンソニー・マンが監督ということもあって評価高いけど個人的にはハマらなかった
圧倒的に優位な「高地」をめざしてるのにそこにいる敵が弱すぎる
『プライベート・ライアン』く…
『プラトーン』より遥か昔にこんなリアリティのある戦場を描いた映画があったなんて。ロバート・ライアン主演✖️西部劇の巨匠アンソニー・マン監督の隠れた秀作。
兵士のドラマとか心の葛藤とかが殆ど無く、淡…