『GP506』
原題　GP506.
製作年2008年。上映時間128分。
非武装地帯に存在する警戒しょう所ガードポスト通称『GP』。
内部が迷路のようになっており1度入ると出られないと呼ばれる、この軍事施設で起きた、残虐な事件の真相とはいかに？
残虐な事件の真相の解明に挑む捜査官が、迷宮のような施設で遭遇する、恐怖とその正体を描いたバイオレンスホラー。

北緯38度線。
暴雨の非武装地帯内の 最前方境界警戒所 「GP (Guard Post)」 にて、身の毛もよだつ恐怖の残虐劇が繰り広げられる。
突如凶暴化した兵隊が、20名の兵士が抹殺したのだ。
事件の真相を突き止める為に派遣された捜索隊は、嵐の為に施設に閉じ込められてしまう。
参謀総長の息子・ユ中尉の捜索を命じられていたノ捜査官は、迷宮の様なGPの中で彼を発見する。
しかし、事件はまだ終わっていなかった。。。　　

今作品は当初、兵士たちが超自然的なものに直面し、隠された秘密や恐怖を利用して互いに敵対するようなストーリーを期待してた。
しかし、今作品は、事実上同じ立ち上がりを維持していますが、異なる種類の脅威を使用して新鮮な角度を取りており、ほとんどの場合、それは効果的なギミックです。
軍の調査官が、GP506で何が起こったのか（そしてそれを隠蔽するために）、兵士の部隊を担当することになった。
このGPでは、最初のチームが仲間によって残酷に虐殺された（まあそう見えるのか）のだが、この第2チームが発見したものは、恐ろしいほど破壊的なものだった。
今作品は、現代とフラッシュバックの間を常に行き来する、興味深い進行形のノンリニアシナリオで、その基盤をカバーする、珍しく、しかし非常に予測不可能な軍事ホラー／ミステリーストーリーです。
そのため、内容に付いていくのが必死になってしまい、少々観疲れしてしまったのは否めない。
GP506のオリジナルチームが血まみれの大虐殺を受けるまでのシーンを何度も何度も繰り返し、正しい結論を導き出そうとするため、どの時代がどの時代なのか混乱することもあった。
新しく任命されたチームの調査行動には、既視感のようなものが感じられる。
しかし、この極寒で恐怖に満ちた雰囲気の物語は、気難しく狭いバンカー内で脅威的な環境を構築し、偏執的な摩擦と手に汗握るサスペンスフルなやりとりに直面し、そのほとんどが生々しいねじれた暴力で燃え上がるし、何とか視聴者を引き込み、いや、引き留めることができたんかな。
演出は、視覚的に鮮明でありながら、峻厳なパンチを保ち、カメラワークは多くのアングルを流動的にカバーします。
音楽は、不気味な空気に拍車をかけて感情を揺さぶり、音響効果も冷ややかな印象を与えてた。
全員の澱みのない演技は、信頼でき、説得力がある。
まぁ、総体的に述べるなら悪くなかった。

韓国産血塗れミリタリィ・パンデミック・アクション

相変わらずねっちょりした血糊が素晴らしい♪

今回は感染モノということもあり、人体変化もなかなかのグロキモでした(*‘ω‘ *)

ミリタリィ作品あるあるで人の見分けがつかない上に、感染時と現在を行き来するので混乱はしますw

が、まあここまでぐっちゃらけなら、どっちでもいっか～♪

スカーモンタナさんオススメ有難うございます！！



非武装地帯にある警戒哨所、GP(Guard Post)。

その1つで大量虐殺が起きたので、ノ・ソンギュ曹長らが調査に向かう。

生存者や状況から、どうやら彼らは何かに感染したらしい。

皮膚が爛れ、凶暴になるウイルス？

そしてそれは、ノ曹長たちにも襲いかかってきて……



感染した者
それでも生き残りたい者
感染を止めようと死を選択する者

ぐっちゃらけアクションながら、人間の駆け引きや集団心理も描かれていて面白かった♪

121分はちと長いけどw
せめて100分ならばかなりの傑作！

あと時間の行き来で混乱するのがなぁ～
床や軍服の血糊とかで判断は出来るけど、めんどい(笑)

とはいえ『オオカミ狩り』に似たバイオレンス味はあるので、あちらにハマった方にはオススメです☆

韓国ホラーの中の一ジャンルとも言えるミリタリーホラーの一本です。
『ヌルボムガーデン』のパンフレットに記載があり、観てみたいとAmazonプライム・ビデオで検索したところ、なんと見放題という素晴らしいタイミング。
早速鑑賞です。
非武装地帯で起きた韓国兵の殺人事件を調査する中で起こる恐るべき真実とは、というミステリー要素が強めの作品です。
『NCIS』的な軍人の関わる事件の捜査ではありますが、その非武装地帯という過酷な環境は社会派映画のようであり、パンデミックホラーの要素も強くなっていきます。
上映時間は2時間越えで、ジャンルものというより過酷な環境での軍人の葛藤や南北問題といった社会派によっていきます。
密室的な空間での事件というのもスリリングに展開します。
テーマがありすぎて散漫な印象もありますが、題材をジャンルに結びつける構成は面白いです。
また相変わらず強いインパクトを残してくれるのが、まだ若手俳優であったと思われるキム・ビョンチョルさんの顔面演技にも注目いただきたい一本ですね。