古ぼけた時代のガサガサした質感、でも10代の感覚は国も時代も超えるからなんとなく入っていける。妙に胸が痛い。警察の露骨な横暴はソ連の名残があってあまりに異文化だというのに。
監督自身の経験にもとづ…
1990年代、旧ソビエト連邦のカザフ共和国、響き渡る「共和国万歳」。ある晩、10代の青年たちは一室に籠り、アルコールとドラッグにいそしんでいた。酒の調達をしにワーレルカ、カリム、ジェーカ…
>>続きを読む同年の東京国際映画祭ヤングシネマ96でゴールド賞受賞、翌年のロッテルダム国際映画祭でタイガーアワード受賞。
1979年、アルマ・アタのメーデー。まだソ連の一構成共和国だった頃…
「ラスト・ホリデイ」
〜最初に一言、東京国際映画祭ヤングシネマ96でゴールド賞受賞して、VHSのまま忘れ去られたカザフスタン映画の青春映画の秀作。これは赤一色のパレードの序盤と終盤を結ぶ物語であり…