東京国際映画祭受賞作品。これまでにロドリゴ・ソロゴイェン監督のザ・ビーストや、モーセン・タナバンデが出演する第三次世界大戦、窓辺にてが受賞しています。
スペイン、ガリシア地方の人里離れた山間の村を舞台に、移住して農耕生活を始めたフランス人の中年夫婦が直面する、地元の有力者の一家との軋轢をパワフルな演出で描いた重厚な心理スリラー。
第二次世界大戦を扱った映画のヒトラー役の俳優が降板し、エキストラで参加していた日雇い労働者が代役に抜擢される。奇想天外な設定で描かれる風刺劇。監督は俳優としても活躍するホウマン・セイエディ。
東京国際映画祭2022より、審査員特別賞受賞したイラン発作品。 すごい映画でした。 前半は第二次世界大戦を扱った映…
>>続きを読むフリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻・紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生…
>>続きを読む映画館にて、なかなか良い時の流れを体験させてもらった。事実しか映ってない。だけど思惑が見える。 もはや役目を失いつつあ…
>>続きを読むコソボの女性監督カルトリナ・クラスニチの長編劇映画デビュー作。自身の母親の姿を主人公に投影させながら、男尊女卑の傾向が強いコソボの社会の中で強い意志を持ち、力強く生きる女性をパワフルに描い…
>>続きを読む照明スタッフの照生と、タクシードライバーの葉。物語はふたりが別れてしまった後から始まり、時が巻き戻されていく。愛し合った日、喧嘩した日、冗談を言い合った日、出会った日・・・コロナ禍より前の…
>>続きを読む何もかもが好き過ぎだった。 本当に心の底から大好きだと言える、 数少ない映画の一つに既になってしまってます。 好きな…
>>続きを読むメキシコ北部の町で暮らすシングルマザー、シエロのひとり娘である十代の少女ラウラが犯罪組織に誘拐され た。冷酷な脅迫者の要求に従い、20万ペソの身代金を支払っても、ラウラは帰ってこない。警察…
>>続きを読む30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子。みつ子がひとりきりでも楽しく生活できているのには訳がある。脳内に相談役「A」がいるのだ。人間関係や身の振り方に迷ったときはもう…
>>続きを読むめっっちゃいいです。 東京国際映画祭で観て素晴らしくてですね。 もう一回見てからレビュー書こうと思ってたんですが、、…
>>続きを読むデンマーク・ユトランド半島の静かで美しい農村。27歳のクリスは幼い頃に家族を亡くして以来、叔父さんとふたりで暮らしてきた。毎朝早く起きて、足の不自由な叔父さんの世話をし、家業の酪農の仕事を…
>>続きを読む久しぶりにいい映画を見たなぁ〜としみじみとした余韻に浸っております。 以下ネタバレ↓ …
>>続きを読むロシアとの戦争終結から1年後の2025年。戦争で家族を亡くし、唯一の友人も失った孤独な主人公セルヒーが、兵士の遺体発掘、回収作業に従事するボランティア団体の女性との出会いをきっかけに、自ら…
>>続きを読むウクライナの未来を予言したかのような映画でした。恐らく、現在ウクライナとロシアの戦争が終結した後、同じ様な自体になるの…
>>続きを読むフランスの山間の人里離れた町で、吹雪の夜にある女性が失踪し、殺された。疑われたのは農夫・ジョゼフ。ジョセフと不倫するミシェルの妻・アリス。妻のアリスに隠れてネット恋愛をする夫・ミシェル。そ…
>>続きを読む夏の日差し溢れるパリ。便利屋業として働く青年ダヴィッドは、パリにやってきた美しい女性レナと出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送っていたが―突然の悲劇で大切な姉が亡くなり、ダヴィッドは…
>>続きを読むとある地方都市。そのまたさらに郊外に暮らす高村紘とその妻、初乃、息子の明の家族は、父から受け継いだ山中の炭焼き窯で備長炭を製炭することを生業としている。中学からの旧友で、自衛隊員として海外…
>>続きを読む19世紀デンマークの農村地。極貧にあえぐ農家の主は、娘を裕福な地主と結婚させて貧困からの脱却を図るが、思惑と運命が残酷に交差する。現代に通じる格差社会を描き、リアリズムに裏付けされた硬質の…
>>続きを読むTIFF2018⑩ 最優秀男優賞、審査員特別賞受賞作品。 欲とプライドに覆われた老人を見事に演じきったイェスパー・…
>>続きを読むいつとも知れない近未来。種子遺伝学者であるエロールは、移民の侵入を防ぐ磁気壁が囲む都市に暮らしている。その都市の農地が原因不明の遺伝子不全に見舞われ、エロールは同僚研究者アクマンの噂を耳に…
>>続きを読む私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、…
>>続きを読む序盤おもんな過ぎるけどラスト最高過ぎた映画。 最後の「勝手にふるえてろ」のシーン良過ぎて鳥肌立った。 意外と現実っ…
>>続きを読む治安の悪さで揺れるナポリ。ぬいぐるみの露天商で家族を養う男は、娘の歌の才能に希望を見出し、歌手として売り出そうと懸命になるが…。
時は、現代。ナチスの戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げる研究者のトト。そして、ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすために、や…
>>続きを読むある日、美女コンテストで優勝したトランスジェンダーのトリシャが突然死してしまう。トリシャの遺言によれば、埋葬前に幾夜も行われる儀式で、参列者に毎回異なるセレブの装いをしてほしいという。残さ…
>>続きを読む1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、教師は「あな…
>>続きを読む「患者は《クライエント》よ。彼らのために私たちは働くの」 心理療法の常識に屈することなく、愛と芸術で人を癒した伝説の女医、ニーゼ・ダ・シルヴェイラの気高き魂の記録。 1940年代、…
>>続きを読む今日も完璧なオペで、患者の命を救った心臓外科医のトンマーゾ。医師としては天才だが、傲慢で毒舌で周りからはケムたがられていた。ボランティアが趣味の妻 との仲は倦怠気味で…
>>続きを読む腕は良い心臓外科医トンマーゾは、無神論者 妻と息子と隣に住む娘夫婦がいる ある日、息子が医者にならずに神父になると 父…
>>続きを読むイラン南部の小さな村。大家族の中の大勢の兄弟のひとりとしてヒバットは産まれた。兄弟たちはみなそれぞれの道を歩むが、ヒバットは反政府運動に関心を持つようになる。弾圧的な政府により逮捕され、長…
>>続きを読むイランのパーレビ国王時代に10年服役し、その後も圧政と闘い続けた政治犯の家族の物語。実話です。フランスのコメディアンで…
>>続きを読む1994年。梅澤梨花は、子どもには恵まれなかったものの夫と穏やかな日々を送り、契約社員として働く「わかば銀行」でも、丁寧な仕事ぶりで上司の井上から高い評価を得ていた。一見、何不自由のない生…
>>続きを読む日本映画専門チャンネルで放送時に鑑賞。だいぶ前。 「桐島」の吉田大八監督だからと思って見ていて、やろうとしていること…
>>続きを読む『グローリー 消えた腕時計』『マルメロの伝言』と珍しいブルガリア🇧🇬作品を続けて観たが、これも面白く惹き込まれた🌟 …
>>続きを読むガールズバンドって呼ばないで。アタシたち、パンクだもん! 2013 年の東京国際映画祭でサクラグランプリ(最高賞)に輝いた、思春期の一 瞬を瑞々しく切り取った青春ク…
>>続きを読む本日カリテコレクションで鑑賞致しました。以前から気になっていた2013年スウェーデンの作品でございます。 舞台は19…
>>続きを読む人も羨む理想的な4人家族、実は、母国からの使命を遂行し続けるために、家族を演じている北朝鮮工作員チーム「ツツジ班」。ひとたび家に帰り、玄関のドアをしめると、階級に即した超体育会系。母国の命…
>>続きを読むテルアビブに暮らすフランス系イスラエル人の家族。ある日、18歳になった息子が兵役検査を受ける。そして残酷にも、その結果が証明したのは、息子が実の子ではないという信じ難い事実。18年前、湾岸…
>>続きを読む【取り違え新生児というテーマに、中東の複雑な敵対関係と強い宗教観が加わることで、出自とアイデンティティの繋がりを描く】…
>>続きを読むほぼほぼホームビデオ……でも全編に渡ってGOMAさんとバンドが演奏する音楽が素晴らし過ぎて! 事故によって記憶障害な…
>>続きを読むフランスの歴代観客動員数で3位を記録したヒューマン・コメディ。車いすの富豪フィリップとその介護者に採用されたスラム街出身の黒人青年ドリスは、正反対ゆえにぶつかり合いながらも、次第に強い友情…
>>続きを読むある日、山村に現れたのはなんと映画の撮影隊!迷惑も顧みず、我が物顔で村人を巻き込んでゆく撮影隊に村はとまどい気味。ひょんなことから撮影に巻き込まれ、無理やり手伝わされる羽目になった、きこり…
>>続きを読む深く深く考えさせられる、沁みる映画だった…。 週末急な引きこもり映画1本目。 フランスでもユダヤ人が迫害されてたな…
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